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別売交換レンズやサラウンドシステムもラインナップ

Valerion、独自の黒表現/レインボーノイズ除去技術を備えた4Kプロジェクター「VisionMaster Max」。約72万円

公開日 2025/09/17 18:16 編集部:成藤正宣
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米AWOL Visionのプレミアム・サブブランドValerionは、同ブランドのフラグシップモデルに位置づけられる4Kプロジェクター「VisionMaster Max」を、日本国内で10月末に発売する。価格は719,800円(税込)。

「VisionMaster Max」

黒色の表現を高める「NoirSceneシステム」や、DLPプロジェクター特有のレインボーノイズを99.99%排除する「Anti-RBEテクノロジー」など同社の独自技術を投入したホームプロジェクター。レンズ交換やギガビット・イーサネットに対応するだけでなく、別売の5.1.2ch ワイヤレスサラウンドシステムもラインナップすることで、“真のシネマ体験を提供する” と謳う。

NoirSceneシステムは、入射光を精密に制御する6段階機械式アイリス、独自のアルゴリズムでリアルタイムに暗さを最適化するEBL(Enhanced Black Level)、耐熱ブラック塗装により余分な光を吸収する迷光シールドを組み合わせた技術。より深く自然な黒、豊かな階調、安定した輝度、一貫した色再現を実現するという。ネイティブコントラスト比は5,000:1で、EBL(Enhanced Black Level)機能をオンにすることで50,000:1まで向上可能。

光源はRGBトリプルレーザーを採用し、上述のAnti-RBEテクノロジーにより画質を損なうレインボーノイズを徹底的に排除した。輝度は3,500 ISOルーメン、解像度は3,840×2,160。IMAX Enhanced、Dolby Vision、HDR10+、HLGをサポートする。

投写サイズは40型から300型で、±105%の垂直レンズシフトに対応。さらにレンズ交換を行うことで、幅広い焦点距離と設置環境をカバー可能だとする。交換レンズは着脱が手軽な独自のバヨネットマウントを採用し、交換用レンズは後日発売予定とのこと。

OSとしてGoogle TVを採用し、単独で動画ストリーミングサービスへのアクセスや、スマートフォン/タブレット画面のミラーリングが可能。Apple HomeKit、Google Home、Alexaなどスマートホーム規格との連携に対応する。

ネットワークはギガビット・イーサネットおよびWi-Fi 6Eに対応し、高ビットレートのストリーミング動画もスムーズに再生できるとアピール。あわせて、MT9618 SoC、4GB RAM、128GB eMMCストレージを装備することで、起動や操作レスポンスも軽快だとしている。

別売のサウンドシステムとしてラインナップされる「ThunderBeat 5.1.2 ワイヤレスサラウンドサウンドシステム」は、低遅延のワイヤレス接続およびDolby Atmosをサポート。ドーム状の360度サウンドステージを作り出し、シネマ級の音が体験できるとしている。

「ThunderBeat 5.1.2 ワイヤレスサラウンドサウンドシステム」

 

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