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イヤホン「MAKEシリーズ」がベース

final、ベース機を“モディファイ=改造”して音を変える「MOD」プロジェクト始動。第一弾は3モデル

公開日 2025/08/22 21:25 編集部:成藤正宣
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finalは、同ブランドの新しい取り組み “MOD(モッド)” プロジェクトの第1弾として、「MAKE MOD 1.1」「MAKE MOD 2.1」「MAKE MOD 3.1」の有線イヤホン3モデルを8月29日(金)に発売する。本日8月22日より予約受付を開始。直販価格(税込)はそれぞれ以下のとおり。

・「MAKE MOD 1.1」:52,800円
・「MAKE MOD 2.1」:32,800円
・「MAKE MOD 3.1」:19,800円

finalのMODプロジェクト第1弾 “MAKE MOD” 3モデルが発売

MODとは、既存モデルをベースに “Modify(モディファイ=改造)” することにより、新たな可能性を作り出すというプロジェクト。同ブランドが研究開発した最新の音質設計を最短で製品に盛り込むことにより、これまでとはひと味違う、多種多様なサウンドを製品化することが目的だという。

この度MODプロジェクト第1弾として、有線イヤホン “MAKE MOD(メイク モッド)” 3モデルを展開。いずれもフルステンレス筐体の高い剛性と抜群の装着性が特徴の “MAKEシリーズ” をベースモデルとしており、それぞれに異なる個性が楽しめるとしている。

3モデル共通の特徴として、ステンレス筐体の製造にMIM(メタル・インジェクション・モールディング)という手法を採用。金属微粉末とバインダー(樹脂やワックスから成る添加剤)を混ぜ合わせたものを金型で成形した後、高温で焼結して形状を整える製法で、金属でありながらプラスチックのように柔軟な形状を実現できるのだという。

イヤホン “MAKEシリーズ” をベースに、同ブランドの最新の音質設計を投入

また筐体デザインでは、装着性を高めるために “3点保持” に着目。イヤホンを耳に装着した時、力をかけてもストレスを感じにくいイヤーピース部と耳珠部の2点で主に保持し、抜け落ちるのを支える程度に耳甲介(耳のくぼみ)のどこか1点に触れるデザインとすることで、安定しつつも圧迫感の少ない装着を追求した。

これにより「装着に圧迫感が無ければ、これほどイヤホンの装着は快適なのかと感じられる、 まるでカスタマイズイヤホンであるかのように優れた装着感が得られます」とアピールしている。

ほか、筐体はMMCXコネクターを装備しケーブル着脱に対応。ケーブルはモデルごとに異なるものが同梱する。共通付属品としては「TYPE-E」シリコンイヤーピース5サイズ(SS/S/M/L/LL)とイヤーフック、ドーム状のシリコン製ケースが用意される。

MAKE MOD 1.1は、高域に1基、中低域に2基のBAドライバーを配した3ドライバーモデル。3BAを活かした華やかで透明感のある心地良いチューニングを施したといい、筐体は鏡面仕上げを採用している。

「MAKE MOD 1.1」

付属ケーブルは高純度OFCシルバーコート導体を採用。スーパーコンピューター「京」用ケーブルの開発/製造で知られる潤工社と共同開発したもので、プラグはL字型の3.5mmステレオミニ、長さは1.2mとなる。

インピーダンスは30Ω、感度は105dB/mW。質量は39g。

MAKE MOD 2.1は、高域にBAドライバーを1基、低域にダイナミックドライバー1基を配した2ドライバーモデル。ハイブリッドドライバー構成を活かし、包まれるような深い低域と優れた明瞭度をあわせ持つ、臨場感のある音質を目指したという。

「MAKE MOD 2.1」

筐体表面はガンメタリックの鏡面仕上げ。付属ケーブルはOFC導体と黒い被覆を採用し、プラグはL字型の3.5mmステレオミニ、長さは1.2mとなる。

インピーダンスは17Ω、感度は95dB/mW。質量は34g。

MAKE MOD 3.1は、ダイナミックドライバー1基のみを搭載したシングルドライバーモデル。チューニングは厚みのある滑らかなサウンドと、高い明瞭度と歯切れの良いタイトさの両立に注力したとのこと。

「MAKE MOD 3.1」

筐体表面は艶消しのマットブラック仕上げ。付属ケーブルはMOD 2.1と同じ、黒い被覆のOFCケーブルを採用する。

インピーダンスは18Ω、感度は88dB/mW。質量は34g。

 

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