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「感情を揺り動かす体験を創出する作品である点が決め手」

オーディオテクニカのターンテーブル「Hotaru」が、世界的デザインコンペ「A' Design Award」プラチナ賞を受賞

公開日 2025/08/01 16:44 編集部:伴 修二郎
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オーディオテクニカは、同社ターンテーブル「Hotaru(ホタル)」が、世界最大級のデザインコンペティション「A' Design Award and Competition 2025」の「Audio and Sound Equipment Design」カテゴリーにて最高峰 “プラチナ賞” の受賞を果たし、7月17日にイタリア・コモ湖畔で開催された授賞式にて表彰されたことを発表した。

「A' Design Award and Competition 2025」授与式のようす

Hotaru」は、レコードの音楽を光に変換し、より深くアナログの音楽を楽しめるとするターンテーブル。ターンテーブル機能とスピーカー機能を併せ持つ「オールインワンターンテーブル」となっており、レコードから読み取った音と光がシンクロする「Lighting System」を搭載。音楽とインテリアの融合を目指した独創的なデザイン性が特徴となっている。

「Hotaru」

そして「A' Design Award and Competition 2025」は、毎年イタリアで開催され、プロダクト、建築、グラフィックなど100以上のカテゴリーで構成される世界最大級のデザインコンペティション。審査は各分野の第一線で活躍する専門家の厳正な評価に基づき行われ、世界で最も権威あるデザイン賞の一つとなっている。

この度の受賞に際して同社は、「浮遊構造とライティングシステムを搭載したターンテーブルとしての卓越した特性に加え、感情を揺り動かす体験を創出する作品である点が決め手となりました」と説明している。

「感情を揺り動かす体験を創出する作品である点が決め手」

7月17日にイタリア・コモ湖畔で開催された授賞式の会場には、世界各国から受賞者が集結。メインホールで行われたオープニングレセプションの後、各受賞者が壇上に登壇し、受賞トロフィーが授与された。オーディオテクニカからは代表取締役社長の松下和雄氏が登壇。“プラチナ賞” 受賞者としてトロフィーが手渡された。

代表取締役社長の松下和雄氏に “プラチナ賞” の受賞者としてトロフィーが手渡された

また松下氏からは、本件について以下のようなコメントが寄せられている。

 

オーディオテクニカ代表取締役社長 松下和雄氏 コメント

オーディオテクニカは、1962年にアナログのカートリッジメーカーとしてその歩みをはじめました。現在では、ヘッドホンやマイクなどを通じ、広く世界中でご愛顧いただいております。

2022年に創業60周年を迎えたことを機に、私たちは改めてアナログの価値を見つめ直し、人間の感性や体験への情熱を込めた製品を開発したいと考えました。

『Hotaru』は、当社のアナログの伝統と、感性に寄り添う体験が融合した製品です。この情熱が『A' Design Award』という国際的な舞台で評価されたことは、私たちが未来へと進むための大きな励みとなります。

 

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