DUNU初のポータブルCDプレーヤー「CONCEPT R」。ビンテージコンセプトのアルミ筐体
サウンドアースは、同社取り扱いブランドDUNUから、ブランド初のCDプレーヤー「CONCEPT R」を7月31日に発売する。価格はオープンだが、税込111,980円前後での実売が予想される。
CONCEPT Rはビンテージオーディオの考え方をもとに、現代のオーディオ技術を駆使して開発されたというCDプレーヤー。ビンテージオーディオを彷彿とさせるクラシックなデザインの筐体に、最大1.3W(32Ω)の強力な出力、フルディスクリート構成のR2Rによるデコード機能、A級/AB級を切り替え可能な2つのアンプモードなどを備えている。

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DACはフルディスクリート構成のR2R D/A回路を搭載。192基(ペア)の電気抵抗アレイを採用するほか、フルバランス4ch設計となっている。「現代的な高品位とディスクマンのピーク時の温かい音色を完璧に融合」させたとしている。
最大1.3W(32Ω)出力のヘッドホンアンプを搭載。回路設計によって出力の適応性を高めており、高出力のヘッドホンから低インピーダンス/高感度のイヤホンまで幅広く駆動できると説明している。また、前述のとおりアンプモードをA級、AB級で切り替えられる。
CDオーディオ専用メカ、ならびに独自開発の高性能サーボアーキテクチャーを採用。強力なレーザー光学ヘッドを備え、速く安定した読み取りが可能という。12cm/8cmのCD/CD-Rに対応する。
出力端子に6.35mm、4.4mm(バランス/バランスライン)、光デジタルを備えるほか、USBオーディオ、18Wの急速充電に対応する給電用のUSB Type-Cなども装備する。ヘッドホンアンプやプリアンプ、プリメインアンプなどと接続可能なほか、デジタル電源を接続して本機をデコーダー/ヘッドホンアンプとしても活用可能。
ボタン/スライダー/ツマミなどの各種コントロールも含めて、本体はCNC精密加工した航空グレードのアルミニウム合金を採用。窓部には強化ガラスを備えるほか、前面には現在の状態を表示する2.08型LEDディスプレイを搭載している。
基本操作は物理ボタンとスライダーコントロールの組み合わせによって、視認性が高く直感的なコントロールを実現。とくにボリューム操作においては、クラシックな感触を備えつつデジタルボリュームの正確なコントロールを保持し、従来のツマミ型のポテンショメーターの欠点を解消したとしている。ほか、ワンタッチでトラックを選曲できるボタンも装備。
再生周波数帯域は20Hz - 20kHz(±0.1dB)/20Hz - 50kHz(±0.5dB)、THD+Nは0.03%(20Hz - 20kHz)、
6.35mm接続時の出力は480mW(32Ω)、S/Nは116dB、セパレーションは67dB、インピーダンスは0.6Ω。4.4mmバランス接続時の出力は1300mW(32Ω)、S/Nは118dB、セパレーションは90dB、インピーダンスは1.2Ω。4.4mmライン接続時の出力は4.2V(47kΩ)、S/Nは120dB、セパレーションは90dB、インピーダンスは200Ω。
外形寸法は約205W×32H×150Dmm、質量は約1165g。

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