final、「春のヘッドフォン祭 2025」出展内容を告知。A10000のほか試作ヘッドホンアンプも
finalは、4月26日(土)に開催されるポータブルオーディオ展示試聴イベント「春のヘッドフォン祭 2025」の出展内容をアナウンスした。すでに告知されているフラグシップイヤホン「A10000」、ヘッドホン「DX6000」以外にも、多数の新製品/参考出展を用意することを明らかにした。
finalブランドからは、すでに発表されているとおり、有線イヤホンの新フラグシップモデル「A10000」、ならびに4月25日(金)に発売するヘッドホン「DX6000」をいち早く出展する。
A10000は、高級腕時計に通じる波状の精密切削加工「コート・ド・ジュネーブ」を施した金属ハウジングの内部に、超低歪の「トゥルーダイヤモンド振動板」を搭載。“誰も経験したことのない音” を奏でるとするモデル。数量限定の「A10000 Collector’s Edition」も予定しており、こちらも合わせて参考出展するという。なお本製品の詳細は、イベントに先駆けた4月24日(木)に公開するとのこと。また、弊誌記者がひと足先に音色を体験/レポートしているので、お待ちの間にお読み頂きたい。
「これまでにない革新的なダイナミックドライバーの開発」をコンセプトとする新ヘッドホンシリーズの第1弾モデル、DX6000は、通常の試聴ブースだけでなく専用の個室も設置。MSB Premier Headphone Amplifierと接続し、他の開放型ヘッドホンと共に試聴することが可能だ。個室での試聴は、WEBフォームからの事前予約が必要となる。
シングルBAドライバーイヤホン “Sシリーズ” より、第3のモデル「S3000」も出展される。ドライバーユニットに対して直列に繋いだ抵抗、フィルターを設けた背面ベント(開口部)、漏斗状の音導管「ファンネルノズル」といった設計が特徴とのこと。本製品についても、イベント前日の4月25日(金)に詳細を発表するとしている。
さらに、長年開発を行っていたヘッドホンアンプのプロトタイプを初出展。DX6000と同様、WEBフォームからの事前予約制で試聴を受け付ける。本アンプはAnalog Squared Paper社と共同開発したとのことで、本イベントはヘッドホン “Dシリーズ” を中心に4XLRバランス出力で音質体験ができる。
DITAブランドからは、旗艦イヤホン「Ventura(ベンチュラ)」、エントリーイヤホン「Prelude(プレリュード)」という2つの新モデルを披露。Venturaは革新的な「クアッドバッフル・リアベントシステム」を採用し、密閉型インイヤーながら、かつてない音の広がりを実現したとアピールしている。ハウジングには同ブランドで伝統的に用いられる精緻な切削チタンを採用。7つのパーツを音響的/視覚的にも最適に組み合わせたという。本製品も試作機ではあるが、WEBフォームからの事前予約制にて試聴体験が実施される。
Preludeは、ブランドの基幹技術であるシングルダイナミックドライバーの実力を手頃な価格で体験できるというモデル。こちらは予約不要で試作機を試聴することができるそうだ。
このほか、4月18日発売の “ASMR専用” 完全ワイヤレスイヤホン「ZE500 for ASMR」をはじめとする新製品の試聴展示、イヤホンやヘッドホンが当たるハズレ無しの「ヘッドフォン祭限定ガチャ」が予定されている。
同社のブース配置は、会場のステーションコンファレンス東京 5階、ルーム501B。事前予約制試聴のWEBフォームは、それぞれ同社イベント告知ページからアクセスできる。
「春のヘッドフォン祭 2025」開催概要
・日時:
2025年4月26日(土)11時 - 18時30分
・会場:
ステーションコンファレンス東京(東京都千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー5F/6F)
・主催:
フジヤエービック
・公式ページ:
https://www.fujiya-avic.co.jp/shop/pg/1headphonefes-2025sp/



