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ノイマンのモニタースピーカーを中心とした7.1.4chシステム

ノイマン、国内初のドルビーアトモス対応「イマーシブ・デモルーム」運営開始。2025年春より

公開日 2025/03/28 13:03 編集部:岡本雄
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ゼンハイザージャパンは、同社取り扱いブランドのノイマン製品で構築した国内初のドルビーアトモス対応「Neumann イマーシブ・デモルーム」の運営を、2025年春より開始すると発表した。

Neumann イマーシブ・デモルーム」は、ゼンハイザージャパンと日本工学院専門学校の協力のもと設立した施設。日本工学院専門学校 蒲田キャンパス内、音響芸術科のスタジオスペースを借りて運営し、試聴体験やイベントの実施を予定しているという。

スピーカーシステムは、ノイマンのモニタースピーカー「KHシリーズ」を中心としたドルビーアトモス対応7.1.4ch構成を採用。これらを同ブランドのオーディオインターフェース「MT48」でコントロール可能な、「AES67」規格でのフルデジタル環境としている。

また、7.1.4chシステムでも使用するスピーカー「KH 150」および「KH 120 II」を含んだ、計5種類のスピーカーによるステレオ試聴も可能になっている。

本発表に際して同社は、「イマーシブオーディオの制作に適した環境を整えることは簡単ではない」とした上で、「イマーシブオーディオをより身近に感じ、まずは体験してもらいたいという当社の想いと、日本工学院専門学校による⾳響分野の⼈材育成の場として 、双方の協力のもと実現した」と説明している。

今後本施設では、ドルビーアトモスを含むスピーカーの試聴体験や、音響技術セミナーといったイベントを実施予定。「イマーシブオーディオのさらなる普及と発展に寄与してまいります」とアピールしている。

なお、本施設でのイベント情報は実施が決まり次第、ノイマンの公式SNSアカウントにて案内される予定だ。

ノイマンのモニタースピーカー「KHシリーズ」を中心とした7.1.4chを構築

音響分野の⼈材育成として活用されるほか、ユーザー向けのイベント・セミナーも実施予定

Neumann イマーシブ・デモルーム」概要

・所在地:東京都大田区西蒲田5-23-22
日本工学院専門学校 6号館5F 音響芸術科レコーディングスタジオ 

・告知:ノイマン公式SNS
Xアカウント
https://x.com/Neumann_Japan
Instagramアカウント
https://www.instagram.com/neumann.japan/ 

・スピーカーシステム:
<ドルビーアトモス7.1.4ch
KH 150 AES67×7(フロントLR/センター/サラウンドLR/リアLR
KH 120 II AES67×4(トップフロントLR/リアフロントLR
KH 750 AES67×2LFE
MT 48×1(オーディオインターフェース)
<ステレオ>
KH 420×2
KH 310×2
KH 80 DSP×2
7.1.4chでも使用する「KH 150」および「KH 120 II」もあわせて計5種類のスピーカーのステレオ試聴が可能

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