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ラディウスはオープン型TWSのエントリーモデルを出展

<ヘッドフォン祭mini>NOBUNAGA Labs、パラジウムメッキ&金メッキのハイブリッド8芯ケーブル/Kiwi Earsから7つの初お披露目アイテム

公開日 2025/02/08 18:15 編集部:松原ひな子
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50以上のポータブルオーディオ関連ブランドが集う、フジヤエービック主催の展示会イベント「冬のヘッドフォン祭mini 2025」が、2月8日(土)に東京駅そばのステーションコンファレンス東京にて開催された。

本稿では、THIEAUDIO/Kiwi Ears/LETSHUOER/ORIVETIなどを展開するナイコム、NOBUNAGA Labsブランドを展開するワイズテック、ラディウス、NIDENON各ブースについてご紹介する。

■NOBUNAGA Labsから久しぶりにハイブリッドケーブルが登場


ヘッドホン/イヤホン用ケーブルを多数展開するNOBUNAGA Labsでは、4N純銀パラジウムメッキ線および4N純銀金メッキ線を組み合わせた8芯ハイブリッドケーブル(名称未定)をはじめとする参考出展コーナーと、現行製品の8芯モデルと16芯モデルの聴き比べができる既存製品コーナーの2つを設けていた。

参考出展ブース。ハイブリッドケーブルの試聴が人気だった

既存製品ブース。ほぼ全てのラインナップを展開

参考出展の8芯ハイブリッドケーブルは、現行の “VISIONシリーズ” および “SUPREMEシリーズ” にそれぞれ採用されている線材を組み合わせたもの。端子はMMCX/2pin 0.78mmの2モデルをラインナップする。パラジウムメッキ線のレスポンスの速さと、金メッキ線の高域の抜けのよさ/刺さりにくさを掛け合わせて、音場が広く伸びやかで聴きやすい音質に仕上げたという。担当者は「ボリュームを上げても暴れずふわっと広がるイメージで、もとの楽曲を忠実に再生したい方にお薦めです」と紹介していた。

パラジウムメッキ純銀+金メッキ純銀ハイブリッドケーブルは、価格、発売日ともに未定。会場では早くも16芯モデルの製作を望む声が上がっていた

2月12日から直販限定で発売予定の8芯銅銀合金採用FitEar専用モデル「洌」「玄」も展示

■Kiwi Ears、ダイナミック+平面の同軸ドライバーヘッドホンなど初登場


Kiwi Earsからは、7機種ものイヤホン/ヘッドホンが初お披露目。イヤホンで特に注目だという製品は、大口径の15.3mm平面振動板を搭載した「Aether」。価格は税込26,350円前後、発売時期は春頃を予定している。

大口径平面振動板を搭載したKiwi Ears「Aether」

1DD+4BAハイブリッド型イヤホン「Arioso」(予価税込20,150円前後)なども展示

ヘッドホンでは、ハウジングにメイプル素材を採用した「Atheia」に注目。50mm径のダイナミックドライバーに、高域再生用の14.5mm径の平面磁界ドライバーを組み合わせ、同軸構造で配置している。同ブランドとして久しぶりに同軸設計を採用した製品だといい、担当者は「Kiwi Earsのチューニング技術にもぜひ注目してほしい」とアピールした。

Kiwi Ears「Atheia」

ダイナミックドライバーと平面磁界ドライバーを同軸配置


DJやゲーミングに特化したBluetoothヘッドホンKiwi Ears「Aventus」。予定価格は税込13,950円。ハウジング部分が光る

予約受付中のTHIEAUDIO旗艦イヤホン「Valhalla」も

■ラディウス “ながら聴き” TWSに6000円以下のエントリーモデルが追加


ラディウスはイヤーカフデザインのオープンイヤー型完全ワイヤレスイヤホン「HP-H10BT」を参考出品。前回イベント出品時からさらにブラッシュアップし、製品版に近づけた状態だという。価格は「オープンイヤーのエントリーモデルとして、さまざまな方にお試しいただきたい」と税込6000円以下を予定。“ながら聴き” が可能なモデルとして装着のフィット感と、性別や年齢を問わず使いやすいデザイン性、また原音再現性の高い音質にもこだわったという。

「HP-H10BT」カラーは左からピンク/ブラック/ホワイト/ブルーの4色。イヤホン本体はマットな質感で高級感を高めた


「HP-H10BT」装着イメージ

1月に新色が追加となり、全5色になった猫イヤホン「HP-C28BT」も


NIDENONはディスクリート回路を搭載したヘッドホンアンプの参考品をメインに、ケーブル新製品、自作用パーツ各種などを用意。ヘッドホンアンプはIC回路を使用せず、アナログ部品のみで設計したという。春以降の発売を予定している。

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