QueStyleのBTトランスミッターが日本初公開/Leveretti Solutionsヘッドホンアンプ“Inva”最新ver
<ヘッドフォン祭mini>final、「ZE3000 SV」+イヤーチップ「FUSION-G」の組み合わせ試聴/Eversolo「DMP-A10」の実機展示
イヤホン・ヘッドホンやDAPなどポータブルオーディオ関連ブランドが集まるイベント「冬のヘッドフォン祭 mini 2025」が、2月8日(土)にステーションコンファレンス東京で開催された。本稿では、final/ブライトーン/QueStyle Japan/Leveretti Solusionのブースレポートをお届けする。
finalブースでは、2024年12月に発売されたフラグシップヘッドホン「D8000 DC」と「D8000 DC Pro Edition」を展示。両者を比較しながらの試聴が可能となっている。両モデルとも発売以来ユーザーからの反響が凄まじく、出荷が間にあわないほどの注文が来ているとのこと。本イベントでも人気の展示となることが予想され、ブースではそれぞれ2機ずつを用意していた。
有線イヤホンでは、同じく2024年12月発売の、「BA型ドライバー新たな可能性を引き出す」がコンセプトの “Sシリーズ” の2モデルと、真鍮筐体の「S5000」とステンレス筐体の「S4000」をラインナップ。そのほか、「新しい音質評価基準の提示」がコンセプトの “Aシリーズ” のダイナミック型「A6000」も登場しており、それぞれ聴き比べができた。
さらに、最新の完全ワイヤレスイヤホン「ZE3000 SV」も用意。「手頃な価格で音も良く、ノイズキャンセリング機能も搭載した欠点のない」モデルだとしており、実際に多くの好評の声が届いているという。また同社スタッフによると、finalのイヤーピース「FUSION-G」と組み合わせるとより音が上品になるというユーザーの声があがったとのことで、それを受けて今回のブースでこの組み合わせでの試聴も行えるようになっていた。
そのほか、DITAブランドからは最新のIEM「MECHA」が展示されており、実際に実機を手にとって体験することができた。
本イベントでは新製品の展示が行われなかったが、ブーススタッフによると、次回のヘッドフォン祭では新しいイヤホンのフラグシップモデルが見られる可能性があるかも?、と匂わせていた。
ブライトーンのブースでは、ZMF headphonesブランドの平面磁界ヘッドホン開放型モデル「Caldera」と密閉型モデル「Caldera Closed」を並べて展示。いずれも、2μm厚の平面磁界ドライバーや「カルデラ非対称磁石構造(CAMS)」という磁石構造など、ブランド独自技術が盛り込まれたヘッドホンで、本イベントではハウジングの違う両モデルを比較試聴できる。
Eversoloブランドからは、2024年12月に発売したフラグシップ・ミュージックストリーマー「DMP-A10」を出展。DACチップにはESS社の「ES9039 PRO」を搭載し、部屋にあった音響調整を施す音響補正テクノロジーや、複数の音楽サービスをまたいで楽曲検索できる「グローバルミュージックサーチ」を搭載した最上位モデルで、上記のヘッドホンを組み合わせて体験することができる。
また、Eversoloの兄弟ブランド「Zidoo(ジドゥ)」のドルビーアトモス対応ストリーマー「UHD8000」を展示。Amazon MusicやApple Music、Spotify、Qobuzといったストリーミングサービスに対応するのみならず、Apple Musicの空間オーディオ音源、および映像コンテンツのドルビーアトモスもサポートする。会場には実機が展示され、音質や使い心地を確かめることができた。
QueStyle Japanブースでは、中国・深センのブランドQueStyleが出展。ブランド単独でのイベント出展は今回が初とのことで、USB Type-C接続対応のBluetoothトランスミッター「QCC Dongle」と「QCC Dongle PRO」を国内初お披露目した。
Snapdragon Sound技術を搭載し、幅広いBluetoothコーデックに対応。USB Type-C端子を搭載しており、特にiPhoneからLDACやLE Audioなどを再生するのに最適だとしている。QCC Dongleは、SBC/aptX/aptX HD/aptX Adaptive/LE Audioをサポート。QCC Dongle PROはそれに加えてAAC/LDACをサポートする。発売は2025年3月中の発売を予定しており、詳しい価格は決定していないが、QCC Dongleは6千円前後、QCC Dongle PROは1万円前後での実売が予想されるという。
また、同ブランドの新たなフラグシップ・ポータブルアンプ「M18i」も日本初公開。ESS社のフラッグシップDAC「ES9219Q」をデュアル構成で搭載。プレーヤーとの接続において、USB Type-Cによる有線接続とBluetoothによる無線接続の両方をサポートし、AppleのMFi認証も取得しているとのこと。発売時期は2025年4月頃、価格は58,000円前後での販売を予定しているという。
Leveretti Solutionsブースでは、ヘッドホンアンプ “Inva” の最新バージョンを展示。本イベントに出品された個体には未搭載だが、今後量産機として生産されるモデルにはUSB Type-C端子が搭載される予定で、電源供給やアナログ信号4ch、デイジーチェーンなどを賄う仕様になるとのこと。発売時期は2025年4月頃をを目処に、40万円弱での販売を予定するとしていた。
■final、フラグシップヘッドホンから有線イヤホン、TWSまで多数展示
finalブースでは、2024年12月に発売されたフラグシップヘッドホン「D8000 DC」と「D8000 DC Pro Edition」を展示。両者を比較しながらの試聴が可能となっている。両モデルとも発売以来ユーザーからの反響が凄まじく、出荷が間にあわないほどの注文が来ているとのこと。本イベントでも人気の展示となることが予想され、ブースではそれぞれ2機ずつを用意していた。
有線イヤホンでは、同じく2024年12月発売の、「BA型ドライバー新たな可能性を引き出す」がコンセプトの “Sシリーズ” の2モデルと、真鍮筐体の「S5000」とステンレス筐体の「S4000」をラインナップ。そのほか、「新しい音質評価基準の提示」がコンセプトの “Aシリーズ” のダイナミック型「A6000」も登場しており、それぞれ聴き比べができた。
さらに、最新の完全ワイヤレスイヤホン「ZE3000 SV」も用意。「手頃な価格で音も良く、ノイズキャンセリング機能も搭載した欠点のない」モデルだとしており、実際に多くの好評の声が届いているという。また同社スタッフによると、finalのイヤーピース「FUSION-G」と組み合わせるとより音が上品になるというユーザーの声があがったとのことで、それを受けて今回のブースでこの組み合わせでの試聴も行えるようになっていた。
そのほか、DITAブランドからは最新のIEM「MECHA」が展示されており、実際に実機を手にとって体験することができた。
本イベントでは新製品の展示が行われなかったが、ブーススタッフによると、次回のヘッドフォン祭では新しいイヤホンのフラグシップモデルが見られる可能性があるかも?、と匂わせていた。
■ブライトーン、Eversolo「DMP-A10」を実機体験できる
ブライトーンのブースでは、ZMF headphonesブランドの平面磁界ヘッドホン開放型モデル「Caldera」と密閉型モデル「Caldera Closed」を並べて展示。いずれも、2μm厚の平面磁界ドライバーや「カルデラ非対称磁石構造(CAMS)」という磁石構造など、ブランド独自技術が盛り込まれたヘッドホンで、本イベントではハウジングの違う両モデルを比較試聴できる。
Eversoloブランドからは、2024年12月に発売したフラグシップ・ミュージックストリーマー「DMP-A10」を出展。DACチップにはESS社の「ES9039 PRO」を搭載し、部屋にあった音響調整を施す音響補正テクノロジーや、複数の音楽サービスをまたいで楽曲検索できる「グローバルミュージックサーチ」を搭載した最上位モデルで、上記のヘッドホンを組み合わせて体験することができる。
また、Eversoloの兄弟ブランド「Zidoo(ジドゥ)」のドルビーアトモス対応ストリーマー「UHD8000」を展示。Amazon MusicやApple Music、Spotify、Qobuzといったストリーミングサービスに対応するのみならず、Apple Musicの空間オーディオ音源、および映像コンテンツのドルビーアトモスもサポートする。会場には実機が展示され、音質や使い心地を確かめることができた。
■QueStyle Japan、USB Type-C対応BTドングルと旗艦ポタアン
QueStyle Japanブースでは、中国・深センのブランドQueStyleが出展。ブランド単独でのイベント出展は今回が初とのことで、USB Type-C接続対応のBluetoothトランスミッター「QCC Dongle」と「QCC Dongle PRO」を国内初お披露目した。
Snapdragon Sound技術を搭載し、幅広いBluetoothコーデックに対応。USB Type-C端子を搭載しており、特にiPhoneからLDACやLE Audioなどを再生するのに最適だとしている。QCC Dongleは、SBC/aptX/aptX HD/aptX Adaptive/LE Audioをサポート。QCC Dongle PROはそれに加えてAAC/LDACをサポートする。発売は2025年3月中の発売を予定しており、詳しい価格は決定していないが、QCC Dongleは6千円前後、QCC Dongle PROは1万円前後での実売が予想されるという。
また、同ブランドの新たなフラグシップ・ポータブルアンプ「M18i」も日本初公開。ESS社のフラッグシップDAC「ES9219Q」をデュアル構成で搭載。プレーヤーとの接続において、USB Type-Cによる有線接続とBluetoothによる無線接続の両方をサポートし、AppleのMFi認証も取得しているとのこと。発売時期は2025年4月頃、価格は58,000円前後での販売を予定しているという。
■Leveretti Solutions、ヘッドホンアンプ“Inva”がUSB Type-C搭載へ
Leveretti Solutionsブースでは、ヘッドホンアンプ “Inva” の最新バージョンを展示。本イベントに出品された個体には未搭載だが、今後量産機として生産されるモデルにはUSB Type-C端子が搭載される予定で、電源供給やアナログ信号4ch、デイジーチェーンなどを賄う仕様になるとのこと。発売時期は2025年4月頃をを目処に、40万円弱での販売を予定するとしていた。




