EIZO、開発中のHDRリファレンスモニターをNABで世界初展示

EIZOは、米国ラスベガスにて4月14日〜17日に開催される「NAB Show 2024」にて、開発中のHDRリファレンスモニターを世界初展示することを発表した。

NAB Showは、全米放送局協会が主催し、毎年開催されている、メディア・エンターテイメント・テクノロジーに関する世界最大規模の展示会。今年4月に開催されるNAB Show 2024の同社ブースにて、参考出展品として開発中のHDRリファレンスモニターが世界初展示される。なお、記事執筆時点では製品の仕様や詳細等は公開されていない。

ほか同社ブースでは、HDR編集ワークフロー用の最新世代モニター「ColorEdge CG2700X/CG2700S」も出展。本機を使用したピクセル検査のライブデモなどが実施される。

ピクセル検査では、各ソースの入力データおよびモニターに表示されるデータから、ピクセルの色情報を表示。システム管理者はこの情報を使用して、作成者の技術設定が現在のプロジェクトで事前定義されたカラーパラメータと一致しているかを確認することができる。

また、ソフトウェア開発者およびシステム管理者向けに、専用ソフトウェア「ColorNavigator 7」の機能をサードパーティ・アプリに組み込むAPIのデモも実施される。

そのほか、EIZOのリードイノベーター4社が、2021年2月にキャリブレーションセンサー内蔵モニター「ColorEdge CGシリーズ」でアカデミー科学技術賞（技術功労賞）を受賞しているため、ブース内ではこれら受賞技術を紹介する展示も予定している。

■イベントの詳細
イベント名称 : NAB Show 2024
会期 : 2024年4月14日〜17日
会場 : Las Vegas Convention Center
同社ブース : SL8105
出展予定製品 : ColorEdge CG2700X、CG2700S、ColorNavigator API、開発中HDRリファレンスモニター（参考出展）