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最新ver1.10にて

コルグの動画配信システム「Live Extreme」、バイノーラル・プロセッサー「HPL」を標準搭載

公開日 2023/06/14 14:07 編集部 : 伴 修二郎
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コルグは、動画配信システム「Live Extreme」に、最新版となるバージョン1.10の提供を開始。新たに高音質バイノーラル・プロセッサー「HPL」を標準搭載する。

「Live Extreme」

「Live Extreme」は、コルグは2020年9月に発表した、4K映像やハイレゾ音声での配信にも対応する動画配信システム。オーディオ・クロックを配信システムの軸とした「オーディオ・ファースト思想」や、ロスレス/ハイレゾ・オーディオに対応した高い音質が好評を博し、これまでに100公演近くのコンサートやイベントの配信に採用されている。

2021年7月にアップデートされ、最大7.1chのサラウンド音声配信にも対応したが、サラウンド・コンテンツを視聴するにはマルチスピーカーやサウンドバーが必要で、ヘッドホンではその臨場感を味わうことはできなかった。

最新バージョンとなるver 1.10では、新たに(株)アコースティックフィールドが開発したバイノーラル・プロセッシング技術「HPL(Headphone Listening)」を標準搭載する。

バイノーラル・プロセッサー「HPL」を標準搭載

配信ライブでも多くの採用実績があるHPLだが、従来は、別途HPLプロセッシング用の機材を用意する必要があり、配信システムの規模が大きくなりがちだった。しかし今回、Live Extreme Encoder自体にHPLエンコーダーを内蔵したことで、外部入力されたステレオやサラウンド音声から、内部でバイノーラル音声をリアルタイムに生成し、ライブ配信できるようになった。これにより、視聴者は特別なソフトウェアなどは必要なく、ヘッドホンでもスピーカー再生のような音の定位感や臨場感を味わうことができる。

さらに、音声の入力チャンネル数が従来の8から12に拡張され、最大7.1.4chの音声入力に対応。HPLエンコーダーとの組み合わせにより、ヘッドホンで視聴可能な立体音響の配信が可能となる。HPLのチャンネル・レイアウトは2ch/5.1ch/7.1ch/5.1.4ch/7.1.4ch、サンプリング周波数は44.1kHz/48kHz/88.2kHz/96kHz/176.4kHz/192kHz。

Live ExtremeのHPL対応を記念して、Live Extremeが常設導入されているRITTOR BASEでは、HPLの魅力に迫る無料ライブ配信イベントを6月19日(月)21時より開催する。配信開始は20:50から。

Live ExtremeのHPL対応記念ライブ配信も決定

HPL開発者の久保二朗氏(アコースティックフィールド)とコルグ・スタッフによる技術解説、Black Boboiやmillenium paradeのメンバーとしても知られるシンガーソングライター・ermhoiによる生演奏、TESTSETの砂原良徳氏がLive Extremeのために制作したオリジナルの立体音響 (5.1.4ch)作品『Surround Speaker Test』が初公開される。配信形式はフルHD映像 + 48kHz/24bitロスレス音声(HPLバイノーラル音声)。

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