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「Hybrid Folk-C」「Hybrid Folk-S」

qdc、BA/DD/平面振動板ドライバーのハイブリッドIEM「Hybrid Folk」。カスタムとユニバーサルの2種

公開日 2023/04/07 11:00 編集部:小野佳希
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アユートは、同社が取り扱うqdcブランドより、BAドライバーとダイナミックドライバー、平面振動板ドライバーを1基ずつ搭載したハイブリッド型インイヤーモニター2機種を発表。カスタムIEM「Hybrid Folk-C」を4月7日に、ユニバーサルIEM「Hybrid Folk-S」を4月21日に発売する。

Hybrid Folk-C

カスタムIEM「Hybrid Folk-C」は直販サイト、e☆イヤホン、フジヤエービックでの受注販売となり、価格は79,200円(税込)。ユニバーサルIEM「Hybrid Folk-S」は前述の販売店に加えて全国のqdc正規取扱販売店でも展開し、価格は66,000円(税込)。

Hybrid Folk-S

前述のように、BAドライバー1基、ダイナミックドライバー1基、そしてフラットパネルドライバー(平面振動板)1基の3種のドライバーを搭載。プロ用Studioシリーズのサウンドをベースに、主にボーカルを中心としたリスニング主体で制作したモデルだと同社は説明している。

独自の音響キャビティと音導管を採用することで、ダイナミックドライバー搭載IEMのエアフローにおいて課題であった「筐体内空間によるサウンドへの影響」を受けないフラットな特性を実現したとのこと。まずフラットパネルドライバーとダイナミックドライバーを一緒に固定するキャビティを作り、そこにBAドライバーを組み合わせることで、「優れた整合性を保ちながらダイナミック型の低域の弾力性、BA型の正確な中高域、フラットパネル型の超高域の優位性を併せ持つニュートラルで自然なサウンドを実現した」とアピールしている。

付属ケーブルのプラグ部には3in1マルチプラグを採用。3.5mmアンバランス/2.5mmバランス/4.4mmバランスをプラグの抜き差しのみで簡単に切り替えられる。なお、Hybrid Folk-Cは4C銀+銀メッキ銅を、Hybrid Folk-Sは銀メッキ銅ケーブルを採用している。なお、IEM本体との接続端子は2Pinを採用。また、Hybrid Folk-Sはより柔らかくフィッティングしやすいよう配慮したイヤーピースも採用している。

Folkの開発が黄金の秋に始まったことから、Hybrid Folk-Sにはゴールデンメイプルをイメージした特別な民芸デザインを採用。民芸品を意識した布製のポータブルケースが付属し、竹製のハンドメイドパッケージを採用している。

両モデルとも再生周波数帯域は10Hz - 40kHzで、入力感度が101dB SPL/mW、インピーダンスが15Ω。クリーニングツールやキャリングケースなどが付属する。

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