HOME > ニュース > TO2 AUDIO、ディップスイッチ搭載の1DD+1BAイヤホン「Bolt」/6BAイヤホン「Roam」

3/31発売

TO2 AUDIO、ディップスイッチ搭載の1DD+1BAイヤホン「Bolt」/6BAイヤホン「Roam」

2023/03/29 編集部:杉山康介
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
合同会社地球世界は、同社が取り扱うTO2 AUDIOのイヤホン「Bolt」「Roam」2モデルを3月31日より発売する。価格はともにオープンだが、Boltは税込18,800円、Roamは税込59,900円での実売が予想される。

Bolt

TO2 AUDIOは、中国内でトップ10に入るというイヤホンメーカー・Minami Acoustics Limitedによるオリジナルブランド。過去5年間で140以上の特許技術を取得し、ダイナミック型からBA型、静電型、平面磁界型と幅広いタイプのドライバーを自社開発しているとのこと。

Boltは中低域用に10mmベリリウムダイナミックドライバー1基、中高域用にKnowles製BAドライバー1基を搭載する2ウェイハイブリッド型イヤホン。ダイナミックドライバーは自社開発したもので、高剛性かつ軽量なベリリウム振動板をN52磁気回路、2層銅クラッドアルミニウムボイスコイルを組み合わせることで応答性を高め、より良い音再生を実現させたという。

また、ダイナミックドライバーは高精度なRCクロスオーバー回路によって精密なチューニングを実現。ハイブリッド中域スーパーポジション音響学設計で、優れたフルレンジ性能、鮮明な音楽のディティールをもたらすとアピールする。

側面にディップスイッチを搭載

サウンドについては「Jポップやロック、ボーカル、インストゥルメンタルで高いパフォーマンスを発揮する」と説明。さらに筐体にディップスイッチを2個装備しており、組み合わせによってノーマル/低音/ボーカル/ポップといった4種類のサウンドモードを切り替えることが可能。

ディップスイッチの組み合わせで4種類のサウンドモードを切り替えられる

本体にはドイツ製の医療グレード樹脂を採用し、人間工学に基づいた設計により、長時間装着しても疲れにくいとする。ノズルは304ステンレス鋼製、フェイスプレートはデザイナーによる手描きアートデザインとなっている。再生周波数帯域は20Hz-20kHzで、インピーダンスは11-12Ω、感度は106dB±1dB SPL/mW。0.78mm 2Pin端子搭載によりリケーブルにも対応する。

Roamは、低域用にSonion製オープンホール型複合BA、中域用にKnowles製ED BA、高域用にKnowles製SWFK複合BAを各2基ずつ搭載した3ウェイ6BA機。高精度な抵抗やコンデンサーRCクロスオーバー回路によって精密なチューニングを実現したという。

Roam

サウンドは「優れた高音、美しいボーカルと力強い低音を実現」した、ポップスやクラシックに最適なものだと説明。筐体にはディップスイッチ3個を搭載し、各スイッチで低域/中域/高域をコントロールできる。

ディップスイッチ3つを搭載し、低域/中域/高域のコントロールが可能

こちらも本体にドイツ製の医療グレード樹脂を採用し、人間工学に基づいた設計で長時間装着しても疲れにくいとアピール。ノズルは304ステンレス鋼製、フェイスプレートもデザイナーの手描きアートデザインとなっている。再生周波数帯域は20Hz-20kHzで、インピーダンスは15-19Ω、感度は114dB±1dB SPL/mW。0.78mm 2Pin端子搭載によりリケーブルにも対応する。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック