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イヤーピースも刷新、より柔らかくフィットしやすい

qdc、ユニバーサルイヤホン「Dmagic 3D-S」「Hybrid Fusion-S」3/24発売。3in1ケーブルを新たに付属

2023/03/17 編集部:川田菜月
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アユートは、同社が取り扱うqdcのユニバーサルIEMシリーズより、「Dmagic 3D-S」「Hybrid Fusion-S」の2モデルを3月24日に発売する。価格はDmagic 3D-Sが214,500円、Hybrid Fusion-Sが129,800円(いずれも税込)となる。

「Dmagic 3D-S」

「Hybrid Fusion-S」

qdcのユニバーサルIEMシリーズについては、一部仕様変更して順次再展開することがアナウンスされており、第1弾としてAnoleシリーズ 4モデルと「Hybrid Uranus-S」の計5製品が2月3日より発売。今回、第2弾として「Dmagic 3D-S」「Hybrid Fusion-S」が登場する。

再展開モデルには、付属品としてより柔らかくフィット性に優れるというイヤーピースと、3.5mmアンバランス/2.5mmバランス/4.4mmバランスを切り替え可能な3in1プラグ搭載ケーブルが採用される。

再展開モデルには、3種類の端子を切り替えられる3in1プラグ搭載ケーブルなどが付属する(写真は「Dmagic 3D-S」の付属品)

Dmagic 3D-Sは、ダイナミック型主体のドライバー構成を採用する「Dmagicシリーズ」のハイエンドモデル。2wayサウンドチャンネルと3wayクロスオーバーを採用し、片側に3基のダイナミックドライバーを搭載する。

「Dmagic 3D-S」は、それぞれ異なる振動板を採用した3基のダイナミックドライバーを搭載

ドライバーの内訳は、φ10mmグラフェン振動板とφ10mmチタンメッキ振動板を用いたダイナミックドライバーをそれぞれ1基ずつ、同軸で配置。高音域用にはφ8mm複合振動板採用のダイナミックドライバーを採用している。

さらに、ブランド独自の技術である独立した音響キャビティと音導管を採用。ダイナミックドライバー搭載イヤホンにおいて課題とされている、筐体内空間によるサウンドへの影響を抑制することで、フラットな特性を実現。これにより「トーンが異なる3種のダイナミックドライバーを、卓越した制御技術でコントロールし、純粋で美しい音色を奏でる」とアピールする。

付属の3in1ケーブルは、導体に純銀と純銅を使用。長さは約1.2mで、イヤホン側コネクターはqdc 2pinとなる。付属イヤーピースは2種類同梱され、シリコンイヤーピースと、同じくシリコン製のダブルフランジタイプがそれぞれ3サイズ(S/M/L)用意される。ほか、フライトアダプター、3.5mm to 6.3mm変換プラグも付属する。周波数特性は10Hz - 30kHz、入力感度は98dB SPL/mW、インピーダンスは13.5Ω。

Hybrid Fusion-Sは、種類の異なるドライバーで構成した「Hybridシリーズ」のハイエンドモデル。3wayサウンドチャンネルと3wayクロスオーバーを採用。ドライバー構成は片側にBA4基、ダイナミック型1基の合計5ドライバーを搭載する。

「Hybrid Fusion-S」は、4BA+1DDのハイブリッド構成を採用

本機もまた、独立した音響キャビティと音導管を採用し、フラットな特性を実現。ジャズからインスピレーションを受け、長時間のリスニングでも快適なサウンドチューニングを施したとしており、「全てのドライバーの潜在能力をフルに発揮させ、素晴らしい聴覚体験を提供」すると謳っている。

付属ケーブルは、取り回しやすくニュートラルなサウンドが特徴という銀メッキ銅導体を採用。イヤホン側コネクターはqdc 2pin、長さは約1.2mとなる。そのほか付属品は、2種類のイヤーピース(各S/M/Lサイズ)含め、Dmagic 3D-Sと同様。周波数特性は10Hz - 20kHz、入力感度は106dB SPL/mW、インピーダンスは18Ω。

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