HOME > ニュース > 映画『BLUE GIANT』公開記念イベントがソニーストアで開催中。専用ルームでの試聴や絵コンテ展示など用意

ジャズ主題のアニメーション映画公開記念

映画『BLUE GIANT』公開記念イベントがソニーストアで開催中。専用ルームでの試聴や絵コンテ展示など用意

公開日 2023/02/13 13:04 編集部:成藤 正宣
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
石塚真一氏のジャズ漫画を原作とするアニメーション映画『BLUE GIANT(ブルージャイアント)』。本作が2月17日に公開されることを記念した特別イベントが、全国5か所で展開するソニー直販店・ソニーストアにて、2月10日より順次開催されている。本稿では、ソニーストア銀座での実施の模様をレポートする。

「映画『BLUE GIANT』公開記念展 in Sony Store」が2月10日から順次開催

『BLUE GIANT』は、2013年から小学館『ビッグコミック』誌にて連載を開始した、石塚真一氏によるジャズ漫画。“世界一のジャズプレーヤー” を目指す青年、宮本大(みやもと だい)を主人公に、“音が聞こえてくる” と評されるほどの演奏描写などが人気を呼び、現在も舞台をアメリカに移した第3部『BLUE GIANT EXPLORER』が連載中となっている。

この原作漫画を初めて映像化したのが、2月17日に公開となるアニメーション映画『BLUE GIANT』(以下、本作)だ。そもそもアニメーション映画として制作されたのは、 “ジャズを題材とした作品である以上、音を一番よく聴かせる環境でなければ魅力を再現できないため” というだけあり、本作は音楽にも非常に力をいれている。作品の実に4分の1を演奏シーンが占めるほどだ。

アニメーション映画『BLUE GIANT』は2月17日公開予定

作品全体の音楽は、ジャズピアニストの上原ひろみさんが担当。主人公のバンド・JASSのオリジナル楽曲を書き下ろすだけでなく、演奏シーンのピアノも自らが努めている。演奏シーンの収録では、作中のシーンごとに複数台のピアノを使い分け、調律も変えていたというこだわりぶりだ。

その他の楽器の演奏シーンにもプロのミュージシャンを起用しており、主人公 大のサックスはオーディションで選ばれた馬場智章さん、ドラムは上原さんが指名した石若駿さんが担当。ただ上手く演奏すれば良いわけではなく、上原さんから各キャラクターの性格や技量に合った演奏を再現するよう求められたそうで、わざと半拍ずらしたり、素人っぽく下手に演奏したりであるとか、「大ちゃん(主人公)っぽくない」といった細かなディレクションが入ったという。

さらに演奏シーンの作画には、レコーディング時に撮影した動画を参考にするのみならず、場合によっては実際のミュージシャンの動きをモーションキャプチャーで取り込んだ3DCGも使用しているとのこと。音と画の両面から、どのようにジャズの熱量が再現されるかが本作のハイライトだ。

■こだわりの映像/音楽を、ソニーストアでひと足先に体験できる



この度、ソニーストアで開催されるイベント「映画『BLUE GIANT』公開記念展 in Sony Store」では、本作にまつわるさまざまなコンテンツが用意される。

まず1つ目は、本作冒頭で流れる映像、および上原さんのアレンジによるジョン・コルトレーンの名曲「Impressions」を、公開に先駆けて体験できる視聴コーナー。ソニーストア銀座においては、4K有機ELテレビ “BRAVIA XR”「XRJ-83A90J」、4つのワイヤレススピーカーにより立体音響を再現するホームシアターシステム「HT-A9」で、大画面かつドルビーアトモス音声のコンテンツを味わえる。もちろん、“BRAVIA” の他モデルやサウンドバーとの組み合わせも用意されている。

“BRAVIA XR”「XRJ-83A90J」とホームシアターシステム「HT-A9」で、映画の映像/音楽をひと足先に体験できる

コンテンツは店内の他の製品でも再生

2つ目は、原作者 石塚真一氏がセレクトしたジャズ名盤音源の試聴コーナー。本作にも大きな影響を与えている著名なサックス奏者、ジョン・コルトレーンが関わる3曲を、各店舗のシアタールームもしくはポータブルオーディオにてDSD音源で体験可能だ。

原作者の石塚真一氏がセレクトした、作品とも関わりが深いジャズの名曲を専用システムで試聴できる

シアタールームでの試聴は事前予約制で、希望するソニーストアのLINE友だち追加後、予約ページから申し込みが可能。スピーカー「SS-AR2」やオーディオプレーヤー「HAP-Z1ES」などソニーオーディオ製品を組み合わせた試聴用システムで、本格的なリスニングに没入できる。

イベント用にセッティングされたソニーストアのシアタールームにて、原作者がセレクトしたジャズの名盤を試聴できる

ポータブルオーディオは、プレーヤーとして“ウォークマン”のフラグシップモデル「NW-WM1ZM2」「NW-WM1AM2」と、その技術を受け継いだハイエンドモデル「NW-ZX707」がラインナップ。ヘッドホンはフラグシップ「MDR-Z1R」とそれに次ぐ「MDR-Z7M2」、イヤホンもフラグシップの「IER-Z1R」が取り揃えられている。

“ウォークマン”をはじめポータブルオーディオの試聴システムも用意

シアタールームではソニーのオーディオ製品で統一されたシステムが用意される

さらに、本作の制作に使用された絵コンテの一部も特別に展示される。本作序盤のシーンの絵コンテが1枚ずつ展示されるほか、迫力の演奏シーンの絵コンテを実際にめくりながら鑑賞できる。

作品の制作で使われた絵コンテが見られる

そして、イベント開催中にソニーストアに来店し、店舗にあるポスターのQRコードから応募すると、抽選で合計10名にプレゼントが当たるキャンペーンも実施。当選すると、原作者 石塚氏の自筆サイン入りポスターが贈られる。

「映画『BLUE GIANT』公開記念展 in Sony Store」の開催期間はソニーストア店舗ごとに異なり、ソニーストア銀座では2月20日まで開催中。他の店舗での開催期間など詳しくは、イベント案内ページにて確認できる。

なお本イベントに限らず、ソニーストア各店ではシアタールームでの製品試聴(予約制)や、専門スタッフ(スタイリスト)による製品相談も受け付けている。昨年秋ごろからはスタイリストの指名予約も開始しており、製品ジャンルごとのスペシャリストから話を聞きやすくなっている。他社製品との組み合わせといった内容についても対応できるとのことだ。

イベント期間外でも、ソニーストアではシアタールーム試聴を申込可能

製品ジャンルごとのスペシャリストを指名可能になった

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE