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新シリーズ“nearphones”を立ち上げ

ビクター、耳を塞がない新形状の完全ワイヤレス「HA-NP35T」。16mmドライバー搭載で低音強化

2022/06/03 編集部:川田菜月
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JVCケンウッドは、ビクターブランドより、耳を塞がない新形状の完全ワイヤレスイヤホン “nearphones”「HA-NP35T」を6月上旬より発売する。価格はオープンだが、税込11,880円前後での実売が予想される。

耳を塞がない完全ワイヤレスイヤホン “nearphones” 「HA-NP35T」

完全ワイヤレスイヤホンの新シリーズ “nearphones” は、昨今イヤホンを使う機会が増えている中で、長時間使用でも耳に負担の少ない商品が求められていることを背景に、「安心感と解放感と共にいつでもストレスフリーでリスニングを楽しめる」「いつもユーザーのそばにある」イヤホンを目指して企画・開発されたという。

開放感があり、長時間でも負担の少ない装着感を実現

第一弾商品となる「HA-NP35T」は、耳にイヤーフックをかけるだけで使用できる新形状デザインを採用。通常のイヤーピースを耳穴にいれるスタイルではなく、耳を塞がないことから、開放感があり、また耳への負担も少ない装着感を実現した。

装着時の支えとなる耳かけ部分(イヤーフック)には、硬さと柔らかさを備えた素材を用いることで自然な耳あたりを追求し、長時間でも快適に使用できるとする。またハウジングの外側には、ブランドの象徴である “ニッパー犬” を刻印する。

イヤーフックには自然な耳あたりを追求した素材を採用

イヤホン外側と同様、ケース天面部にもニッパー犬がプリントされる

本体には大口径16mmドライバーを搭載し、内部にはバスレフ構造を採用する。同社の音質マイスターがスピーカー開発で培ったノウハウを生かして音響設計を最適化したとのことで、周囲の音を取り込みながらも、低音豊かな迫力あるサウンドを楽しめるという。

さらに、指向性を適切にコントロールした音響設計を採用する。 内部構造およびスピーカー開口部の個数や形状に工夫を凝らして、人間の耳が音漏れとして認識しやすい周波数帯域に音圧のピークがこないように設計したとのこと。これにより、高音質と音漏れの低減を両立し、周囲を気にすることなく音楽リスニングを楽しめるとしている。

音漏れを低減する設計を採用し、量感あるサウンドとの両立を図っている

イヤホン左右にそれぞれ2基の高性能MEMSマイクを内蔵する。また独自の通話用ノイズリダクション機能と組み合わせることで、オンライン会議などの通話時には、クリアで高品位な音声を届けられるとする。またマイクミュート機能も装備する。

イヤホンは片側約12gで、左右どちらでも片側のみ使用することもできる。また、イヤホン本体はIPX4の防水性能を備えており、運動時の利用も可能だとしている。

Bluetoothはバージョン5.1に対応し、コーデックはSBCをサポートする。連続再生時間は最大7時間、充電ケースとの併用で最大17時間の使用が可能となる。

そのほか、ペアリングしたスマートフォンの音声アシスタント機能の起動にも対応する。本体色はネイビー、ブラック、ホワイトの3色をラインナップする。

ブラック(左)、ネイビー(右)

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