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96kHz/24bitのaptX Adaptiveをサポート

EDIFIER、平面型ドライバーのBTヘッドホン「STAX SPIRIT S3」。Snapdragon Soundに対応

公開日 2022/05/30 10:00 編集部:平山洸太
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EDIFIER INTERNATIONALは、平面磁界型ドライバー搭載のワイヤレスヘッドホン「STAX SPIRIT S3」を5月30日に発売する。オープン価格となるが、取り扱うAmazonと楽天市場では、49,990円(税込)前後の価格が想定される。

「STAX SPIRIT S3」

新開発となる89×70mmの平面磁界型ドライバー「Edifier EqualMass」を搭載。グループ企業であるAudezeの特許技術を組み合わせることで実現したとしており、具体的には磁気構造「Audeze Fluxor」、振動板「Uniforce」、位相管理技術「Fazor」を用いている。

ドライバーの構造イメージ

従来型の約2倍の磁束密度のネオジム磁石を使用するほか、平面磁界型ならではの均一な駆動力によって歪み率を0.5%にまで抑制。これを位相管理技術のFazorで、振動板からの音波が磁気構造を通り抜けるときの乱れを抑制し、鮮烈で緻密なサウンドを実現するという。

Qualcommのワイヤレスオーディオプラットフォーム「Snapdragon Sound」に対応する。Bluetoothのバージョンは5.2で、コーデックはaptX Adaptive(96kHz/24bit対応)、aptX HD、aptX、AAC、SBCをサポート。通話ではaptX Voiceも利用できる。

Bluetooth接続はマルチポイントに対応するため、同時に2台の機器をペアリングできる。また、付属のケーブルを利用することで、ハイレゾ対応の有線イヤホンとして使うことも可能。機器側のプラグは3.5mmステレオミニとなり、6.35mmの変換アダプターも付属する。

付属のイヤーパッドは2種類で、軽くて柔らかいラムスキンと、通気性に優れるクールメッシュを用意する。専用アプリ「Edifier Connect」を利用することで、装着するイヤーパッドに応じたサウンドモードの選択が行える。

2種類のイヤーパッドが付属(画像はラムスキン)

アプリでは、3種類のサウンドエフェクトを搭載。低域をやや強調した「Classic」、低域を抑えつつ細やかな表現を重視した「Hi-Fi」、STAX静電型イヤースピーカーのオマージュとなる「STAX」を備える。

内蔵バッテリーの容量は1,500mAhで、連続再生時間は最大80時間。10分の充電で11時間再生できる急速充電に対応する。本体質量は329g。

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