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4K長時間録画モードなども搭載

パナソニック、同社初の4Kトリプルチューナー搭載CATV STB「TZ-BT9000BW」

公開日 2021/12/22 19:10 編集部:小野佳希
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パナソニックは、同社製として初めて4Kトリプルチューナーを搭載したCATVセットトップボックス(STB)「TZ-BT9000BW」を2022年3月より発売する。

TZ-BT9000BW

4K放送対応チューナーを3基搭載し、同社製では初となる4K放送3番組同時録画が可能なSTB。録画用に2TBのHDDを内蔵しているほか、外付けのUSB-HDDを増設することもできる。また、Ultra HDブルーレイディスクの再生にも対応している。

BS4K放送の4K長時間録画モードに対応。独自の4K HEVCエンコーダーにより、4K放送の特長である高解像度、BT.2020規格による広色域、10bitの細やかな階調表現、高輝度化技術HDRや滑らかな60p表示といった要素を残しながら映像圧縮をすることで、高精細かつ色彩豊かでダイナミックなコントラスト表現を長時間録画モードでも楽しめるとアピールしている。

また、独自の4K対応エンジン「4Kリアルクロマプロセッサ」を搭載。これにより、Ultra HD ブルーレイの再生や4K解像度のインターネット動画再生時に、鮮度が高く、自然な質感と立体感にあふれた4K映像を実現するという。また、HDR機能はHLG、HDR10に加えてHDR10+にも対応している。

各種動画配信サービスにも対応し、リモコンの「マイアプリ」ボタンに好みの動画配信サービスを割り付けることが可能。また、Wi-Fiにも対応している。そのほか、デジタルカメラやデジタルビデオカメラを本体前面のUSB端子に接続し、撮影した写真や動画を本機のHDDへ取り込むことができる。

STBとクラウドサービスとを連携させることで作業をかんたんに行えるようにするという「設置効率化」機能も搭載。また、置換え前のSTBに登録した録画予約等の情報を、置換え後のSTBへ引き継ぐ個別設置情報引継機能も備えている。

番組視聴時に音声を聞き取りやすくする「ゆっくり/はっきり再生」機能も搭載。年齢と共に聞こえ難くなる高音域を強調して聞きやすくするモードと、高音域の強調に加えて0.8倍速でゆっくり再生するモードを備えている。本機能は録画した番組だけでなく、放送中の番組やブルーレイディスク、DVDの音声にも適用できる。

番組表を起動するとポップアップで新番組/特番/初放送の番組を抽出し知らせる「新番組/特番おしらせ」も搭載。そのほか、リモート視聴や番組持ち出しにも対応している。

ホームネットワークのサーバー機能とクライアント機能の両方に対応。ホームネットワーク(家庭内LAN)を利用し、放送中の番組やハードディスクに録画した番組を家庭内の別の部屋でも視聴できる。また、別の部屋にあるホームサーバー機能を搭載した同社製STBや、テレビ、BDレコーダーに録画した番組を、本機で再生することができる。

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