効率的な大会運営へのサポートも

インテル、東京五輪への技術貢献をアピール。5Gやドローン技術で視聴体験をアップデート

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ファイルウェブ編集部・筑井真奈
2021年07月20日
インテルは、間もなく開幕を迎える東京2020オリンピックへの技術貢献の内容を発表する記者会見をオンラインで開催した。インテルは2024年までワールドワイドオリンピックパートナーとして、5GやVR、360度コンテンツやドローン、AIといった最先端技術でオリンピックをサポートする。

東京オリンピックへのインテルの主な技術貢献

今年の東京2020は無観客開催となるが、自宅視聴においても没入感のある体験ができるさまざまな技術協力を行っている。

たとえば陸上競技のテレビ中継では、選手の名前や国籍はもとより、走っている時の最大速度や加速度などをリアルタイムでオーバーレイ表示する。これは3Dアスリートトラッキング(3DAT)と呼ばれる技術で、非常に早い選手の移動スピードに追従できる高精度カメラとインテルの高速プロセッサーにより、選手のフォームなどをリアルタイムで分析。精度の高い分析結果は、今後アスリートやコーチがトレーニングにも活用できるようになるとしている。

現在の速さや加速度などをリアルタイムに表示

アスリートの動きをトラッキングする3DAT

バスケットボールでは、会場を取り囲むように高解像度の小型5Kカメラを設置、選手の目線やゴールリンクからの視点でのリプレイといった、従来にはない角度からのハイライト映像なども可能になる。バスケットボールについては、15日間で52試合を撮影する予定となっている。

バスケットボールの試合ではこれまでにない視点からのリプレイも

また、5Gの高速通信を活用し、高熱の過酷な環境下にあるセーリング会場からも、ドローンに搭載された複数の4Kカメラからの映像をリアルタイムで合成できるほか、ARデバイスを活用することで水泳選手の動きを見ながらワールドスコアも同時に確認できるといった取り組みも予定している。

5Gを活用した新しい視聴体験

また、2018年の平昌冬季オリンピックで初開催したドローン・ライトショウも予定しており、1台300g強という最新型の「プレミアム・ドローン」を多数活用したショウを計画している。ソフトとハードの双方の安定性の向上とバッテリーの高寿命化により、より細やかなグラフィックの再現ができるようになるとしている。

今回のドローン・ライトショウで使用される「プレミアム・ドローン」

そのほか、駐車場や競技会場への混雑状況をリアルタイムに計測、収容能力に達しそうになると警告を出すなど、効率的な大会運営をサポート。次回大会以降に向け、さらなるデジタルトランスフォーメーションへの貢献を進めているとしている。

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