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バランス端子搭載エントリー機の限定版

HIDIZS、チタン合金ボディの小型DAP「AP80 Pro Titanium Alloy」。世界399個限定

公開日 2021/02/19 14:57 編集部:川田菜月
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飯田ピアノは、同社が取り扱うHIDIZSより、チタン合金をボディに採用した小型DAP「AP80 Pro Titanium Alloy」を2月26日に発売する。世界399個限定生産となり、本日2月19日から予約受付を開始。価格はオープンだが税抜45,000円前後での実売が予想される。

「AP80 Pro Titanium Alloy」

2020年5月に発表された、2.5mmバランス出力端子搭載の小型DAP「AP80 Pro」をベースに、本機ではボディ素材にチタン合金を採用。ボディのCNC削り出しに4時間を要するほか、窒素パンチングや高度な研磨、特殊なダイヤモンドホイールによる線引き、48時間のPVD真空メッキなど、全工程に膨大な時間をかけて仕上げられている。

仕様はA80 Pro同様に、ESS 9218P DACチップをデュアル搭載。3.5mmに加えて上述の通り2.5mmバランス出力端子も備える。専用FPGAチップ「HBC3000」を搭載しており、マスタークロックによりデジタル音楽再生の精度向上を図り、クロックジッターを完全に制御できるとしている。また最大DSD 256までのネイティブデコード、PCMは最大384kHz/32bitまでサポートする。

ディスプレイはSamsung製のIPS HDタッチスクリーン(480×360)を採用。リアカバーにはStereoscopic glass素材を、ボリューム部は日本アルプス製を用いている。

Bluetoothはバージョン4.2、送信はSBC/AAC/aptX/LDAC/UATを、受信はSBC/AAC/LDAC/UATをサポートする。端子はUSB Type-Cを装備、USB-DAC機能も備える。オペレーションはHiBy Linkをサポートする。

ゲインはHigh/Lowの2種類、デジタルフィルターは8種類、パラメトリックイコライザーと音場調整に基づく複数のアルゴリズムを組み合わせて設計されたMSEB機能には10種類の調整可能スライダーを搭載する。EQエフェクトやカスタム設定なども行える。

出力はバランス時が190mW+190mW@32Ω、シングルエンド時が70mW+70mW@32Ω。連続使用時間はバランス時で9時間、シングルエンド時で13時間。最大512GBまで対応のMicro SDカードスロットを備える。本体サイズは56W×61H×13.8Dmm、質量は87g。

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