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アップスケーリング機能がバージョンアップ

ウォークマン「ZX500/A100シリーズ」がアップデートで「DSEE Ultimate」対応。Bluetoothの機能向上も

公開日 2020/10/01 13:51 編集部:成藤 正宣
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ソニーは、同社の“ウォークマン”「NW-ZX500シリーズ」「NW-A100シリーズ」のソフトウェアアップデート「Ver.3.00.07」を本日10月1日 13時より提供開始した。本アップデートにより、アップスケーリング機能「DSEE Ultimate」への対応や、Bluetooth接続で一部音響効果が利用可能になる等の機能追加/改善が行われる。

ウォークマン「ZX500/A100シリーズ」に、「DSEE」やBluetoothの機能向上を行うアップデートが配信

DSEEのアップデートでは、従来搭載していた「DSEE HX」がさらに高機能な「DSEE Ultimate」へと強化される。NW-ZX500/A100シリーズのDSEE HXでは、AI技術を駆使し再生楽曲ごとに最適なサンプリング周波数拡張処理を行っていたが、DSEE Ultimateではサンプリング周波数に加えてビット深度の拡張処理にも対応。高音域や微細な音の再現性がさらに高まるとしている。

なお、DSEE Ultimateはヘッドホン/イヤホンを有線接続し、かつ標準再生アプリ「W.ミュージック」で音楽再生する場合のみ使用可能。W.ミュージック以外でのアプリでは従来のDSEE HXが動作し、Bluetooth接続では無効となる。また、アップデート後もウォークマンの画面上では引き続き「DSEE HX」という機能名で表示される。

Bluetoothのアップデートでは、Bluetooth接続時のボリューム調節幅が16ステップから32ステップに増加し、より細かな音量調整に対応。また、これまで有線接続でしか利用できなかった音響効果のうち、イコライザー/ダイナミックノーマライザー/ClearAudio+(A100シリーズのみ搭載)がBluetooth接続でも利用可能となった。DSEE Ultimate(DSEE HX)/DCフェーズリニアライザー/ヴァイナルプロセッサーに関しては、引き続き有線接続のみ対応となる。

なお、音響効果によるクリップノイズの発生を防ぐため、Bluetooth接続中にすべての音響機能を無効化する「ソースダイレクト」をオフにした際、音量レベルが6dB低下するとのこと。

また、W.ミュージックには「アルバム検索」「アーティスト検索」機能が追加される。それぞれ再生中の楽曲と同じアルバムに収録されている楽曲/同一アーティストのアルバムを一覧表示できる機能で、再生画面の楽曲名部分をタッチすることで呼び出せる。

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