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R3Proの新色・レッドも同時発売

HiBy、DACをESS社製に換装したコンパクトDAPのバリエーション「R3ProSaber」

公開日 2020/07/16 13:26 編集部:成藤 正宣
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飯田ピアノは、同社が取り扱うHiByブランドから、コンパクトDAP「R3Pro」のDACチップを変更したバリエーションモデル「R3ProSaber」を7月31日より発売する。価格はオープン。

全国のオーディオ専門店/家電量販店にて7月24日より予約受付を開始し、税抜23,000円前後での実売が想定される。

DACチップをESS社製に換装した「HiBy R3ProSaber」

搭載するDACチップを、ベースモデルのシーラスロジック「CS43131」2基からESS「ES9218P」2基に変更、基本性能は据え置いたまま異なる音色を実現したというモデル。

スペック上では、最大連続再生時間はアンバランス接続時で約19時間/バランス接続時で約14時間とベースモデルよりわずかに短くなるものの、ヘッドホン出力はアンバランス接続が80mW+80mW(32Ω)/バランス接続が280mW+280mW(32Ω)とやや増大。それ以外の性能はほぼ変わらず引き継いでいる。

再生フォーマットはPCM 384kHz/32bit、DSD 11.2MHzまで対応。クロックシステムとして、44.1kHz系/48kHz系それぞれのサンプリングレートに対し日本電波工業(NDK)社の低位相ノイズ・アクティブ水晶発振器を搭載、デジタル-アナログ変換の精度を高め、音質への悪影響を低減している。

コンパクトな筐体に、3.2型IPSタッチスクリーン、6つの物理ボタン、独自開発のHiBy OSによる使いやすく省電力の操作系を搭載。音響補正機能「MSEB(Mage Sound 8Ball Tuning)」では、パラメトリックEQと音場調整に基づく複数のアルゴリズムを組み合わせ、直感的に好みのサウンドへ調整できるとする。

ネットワーク機能としてはDLNA/AirPlayをサポート、また5GHz/2.4GHz帯両対応のWi-Fi、SBC/AAC/aptX/LDACコーデックに対応し送受信に対応するBluetoothを搭載。また独自のネットワーク機能「HiBy Link」により、音楽再生アプリ「HiBy」をインストールしたスマートフォンなどから遠隔操作が可能。

データ通信/充電端子にはUSB Type-Cを採用し、USB-DACやデジタルトランスポートとしても利用可能。512GBまでサポートするmicroSDXCカードスロット1基を内蔵する。カラーはブラックのみ。外形寸法は61W×82H×13Dmm。

また、R3ProSaberと同時に、ベースモデルR3Proに新カラーバリエーション「Red」が追加される。従来ラインナップのブラック/グレーと同様、税抜21,000円前後での実売が想定される。

ベースモデル「R3Pro」には新色レッドが追加される

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