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PCMC 神奈川PS連合会2-4キャンペーン決起大会開催

「あんしん・あんぜん」の商品群を柱にお客様のくらしに新たな価値を提供

公開日 2020/01/29 17:02 Senka21編集部 徳田ゆかり
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パナソニックの販売会社であるパナソニックコンシューマーマーケティングのLE首都圏社 神奈川支社では、毎年恒例、2月 - 4月の販売キャンペーンである「神奈川PS(パナソニックショップ)連合会2-4キャンペーン」の決起大会を開催した。

神奈川パナソニックショップ連合会が参集

今回のキャンペーンの最重点商品は、テレビドアホン、FAX/電話機、住宅火災警報機という「あんしん・あんぜん」の商品群である。冒頭に挨拶に立った神奈川PS連合会長である金子慎一氏は、「今もチャイムだけ、テレビ機能のないインターホンのお宅は数多く、テレビドアホンは拡販できる。またオレオレ詐欺など増えている中、被害の多数を占めるのは家電話。お客様の安心のため、ぜひFAX/電話機を勧めて欲しい。火災報知器は10年前から導入が始まって意識も高まっており、新商品は作動時にあかりが点いて夜の火事での逃げ遅れ防止になる。これらを拡販し、重点商品であんしん・あんぜんをお客様ご自身に実感していただけるような成果を挙げるキャンペーンにしたい」と述べた。

神奈川PS連合会長 金子慎一氏

パナソニックコンシューマーマーケティング LE首都圏社 社長の松浦伸二氏も挨拶に立ち「2020年はかのえ・ね年であり、新しいことを始めるとうまくいく60年に1度の年。今年は5Gの商用サービスがスタートし、政府が注力するキャッシュレス決済が日本に浸透する元年になると見る。ご商売に大きな影響を与えるものであり、取り組み強化をしていただきたい」と鼓舞した。

パナソニックコンシューマーマーケティング(株) LE首都圏社 社長の松浦伸二氏

4Kテレビ販売の見通しとして、2020年1Qは前年比2.6倍、一昨年との比較では3.5倍と予測される。「キャッシュレス5%還元が販売の後押しに。これを機にパナカード会員を増やしていただきたい。施策が経営に貢献できるよう我々も提案をつづけたい」とした。

あらためて、パナソニックの目指す方向性にも触れる。「パナソニックが目指す『くらしアップデート』をスマートフォンに例えると、手に入れて使い込んでいくうちにアプリも増え、自分なりにカスタマイズされたものになる。それぞれの人に合った形に変わる、それがアップデート。これからパナソニックは、それぞれの方のライフスタイルに最適な家電を提供していくということ」。

パナソニックは「くらしアップデート」を目指している

アプライアンス社の企業理念「いつまでもお客様に “心と体の健やかさ” を届け “しあわせ” を実現する」に触れて、「お客様のくらしに新たな価値を提供し、社会課題に向き合っていく。たとえばご高齢の方にも使いやすい “Jコンセプト” など、専門店様とご一緒に社会課題に向き合う商品をご提供し、こうしたかたちでお客様の幸せを実現していく」と力を込めた。

人々のくらしに寄り添ってきたアプライアンス社

アプライアンス社の企業理念

松下幸之助歴史館 前館長であるパナソニックマーケティングスクール特任講師の鴻上恵一氏による新春記念公演「松下幸之助に学び・実践 経営理念を確立すると “経営に魂が入る”」も行われた。「経営理念とは、この会社や店が何のために存在するのか、この経営はどういう目的で、またどんなやり方で行っていくのか、それを明らかにしたもの。家に例えれば土台や基礎であり、これがしっかりしていれば何かあっても揺らぐことはない」と説明し、松下幸之助氏が行ってきたことを紹介した。

パナソニックマーケティングスクール特任講師の鴻上恵一氏

松下幸之助氏は昭和4年に経営理念を設定。「綱領 営利と社会正義の調和に念慮し、国家産業の発達を図り、社会生活の改善と向上を期す」(商売人ゆえにモノをつくって儲けることは大事だが、自分さえよければいいのではなく、社会の秩序を守り正しく儲けていく。それが国家産業の発達につながり、お客様の生活向上にも役立つ)。昭和7年には松下電器の “真の使命” を披露。「産業人の使命は貧乏の克服である。そのためには物資の生産に次ぐ生産をもって、富を増大しなければならない。水道の水は通行人がこれを飲んでも咎められない。それは量が多く、価格があまりにも安いからである。産業人の使命も、水道の水のごとく、物資を安価無尽蔵たらしめ、楽土を建設することである」。これは「水道哲学」と言われている。

松下電器創業者である松下幸之助氏

松下幸之助氏の「水道哲学」

さらに、商売の意義を「聖なる仕事」としたという。「必要なものを必要な人に届ける、これは神の仕事である」。そして「商売は人のため、人に喜んでもらうため」。こうした聖なる仕事である商売に携わる時、1.商売の意義がわかる人 2.相手の心が読める人 3.人よりよけいに頭が下がる人が「一商人」であり、幸之助氏は全社員に「(松下電器が将来如何に大をなすとも)常に一商人なりとの観念を忘れず」と説いた。

「一商人」の要件

商売の意義は「聖なる仕事」

商売の基本は誠心誠意。いかにお客様に喜んでいただくかを考えることに尽きるという。「皆様の商売にマニュアルはありません。日々お客様に接し培われたものが販売の基本になる。幸之助はそれが大事と言っています。お客様が求めているものに、真の人の心、真のサービスを付け加えることができるのは地域電気店。そしてこれが幸之助の言う聖なる仕事だと思います。皆様の心のいくつかのヒントや気づき、これをご商売に生かしてくださることを祈念します」と語った。

地域電気専門店は真のサービスを実行できる

このほか決起大会では、重点商品の訴求ポイントを解説する商品研修や、昨年9月 - 10月販売キャンペーンで高い実績を残した相模地区PS会による決意表明などが行われ、すでにスタートした2月 - 4月の販売キャンペーンの大成功に向け神奈川PS連合会の士気をおおいに高めるものとなった。

相模地区PS会による決意表明

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