5G関連レポート編

ドコモが目指す5Gの未来。“MRウルトラマン”など注目展示多数の「Open House」レポート

編集部:小野佳希
2020年01月22日
NTTドコモは、5GやAI、IoT、VRやMRなど同社の様々な取り組みを体験できるイベント「DOCOMO Open House 2020」を1月23日・24日に開催。これに先立ってメディア向けの内覧会を開催した。本稿では5G関連の展示をレポートする。


近年の大きなトピックである「5G」は今回のイベントでも大きくフィーチャー。8KやVRなどデータが大容量となるコンテンツの高速伝送に関する技術展示はもちろん、通信を支えたりさらに便利に使えるようにするために研究している新技術、5Gがビジネスや教育用途にもたらすメリットなど、様々な展示を行っている。

コンテンツ関連での5G活用については、例えば、実際の街中で戦うウルトラマンのバトルをジオラマ上で再現し、MRデバイスを通して好みの視点から視聴できるというデモを披露。来場者の3Dデータを低遅延でリアルタイム転送できることを実演している。

MRゴーグルを通してウルトラマンの戦いを体験

また、ラグビー選手目線のVR映像に、電気信号で触感を加えられるH2L社の技術「Unlimited Hand」を組み合わせることで、まるでラグビーをしているかのような新たな体験ができるというデモも用意。「5Gを活用することで、将来的に離れた場所でリアルタイムにラグビー体験ができるサービスをめざす」と説明している。

ケーブルを這わせて曲げるだけで5Gのアンテナにできるという「曲げてアンテナ」など、技術系の展示も各種披露。「曲げてアンテナ」では、誘電体導波路をケーブルの素材に用いることで、曲げない場合はミリ波帯の電磁波でも低損失で伝送できる一方で、曲げるとそこがアンテナとして動作するという。

曲げてアンテナ

また、ソニーの“ニューコンセプトカート”「SC-1」を用いて5Gを活用するデモも用意。札幌市のショッピングモール「サッポロファクトリー」に用意した「SC-1」へ、5Gを利用して動画広告を配信するという試みを披露していた。

イベント会場から「SC-1」を遠隔操作

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