HOME > ニュース > iBasso Audio、新ハイレゾプレーヤー「DX160」。MQA対応・デュアルDAC搭載で約4万円

4.4mmバランス端子を搭載

iBasso Audio、新ハイレゾプレーヤー「DX160」。MQA対応・デュアルDAC搭載で約4万円

公開日 2019/09/27 00:00 編集部:平山洸太
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
MUSINは、同社が取り扱うiBasso Audioより、ハイレゾオーディオプレーヤー「DX160」を10月11日に発売する。価格はオープンだが、39,820円前後での実売が予想される。カラーは4色展開で、10月11日にはブラックとブルーを、今冬にレッドとシルバーが発売される予定。

「DX160」

まずはブラックとブルーが発売。冬にはレッドとシルバーがラインナップされる

同ブランドのフラグシップモデル「DX220」のエッセンスを凝縮しつつ、“次世代のスタンダードモデル”としてユーザビリティを向上させたとのこと。

DACチップにはCirrus Logic社製「CS43198(QFN版)」をデュアルで搭載。384kHz/32bitまでのPCMや11.2MHzまでのDSDネイティブ再生に対応する。

3.5mmのステレオ出力に加えて4.4mmのバランス出力も備えており、どちらの場合でも2基のDACが同時に駆動するとのこと。サウンドは「CS43198の繊細さを維持しつつも、より上品でより音楽を楽しく聴けるようなチューニング」にしたとしている。

使用イメージ

ディスプレイは5.0インチ・フルHD(1,980×1,080ドット)のIPSパネルを採用。1670万色でsRGB比95%の色表示が可能なほか、画面輝度は480カンデラ。またオンセルの静電容量方式タッチパネルを搭載する。

OSはSRCの回避が施されたAndroid8.1で、再生アプリには新バージョンの「Mango Player」を搭載する。CPUは8コアで、メモリ(RAM)容量は2GB、ストレージ容量は32GB。MicroSDカードスロットも備える。

筐体はアルマイト処理が施されたアルミ合金が用いられ、背面には3D曲面仕上げのガラスを採用。端子には3.5mmと4.4mmに加えてUSB Type-Cを備える。なお4.4mmジャックには日本ディックス製の「Pentaconn」を採用する。また3.5mmではステレオ出力のほかにライン出力と同軸出力も可能。

背面は3D曲面仕上げのガラスを採用

バッテリーには3,200mAhのリチウムイオンバッテリーを内蔵し、約13時間の連続再生に対応する。またQC3.0、PD2.0、MTK PE+といった3種類の急速充電も可能。ワイヤレス面では2.4GHz/5GHzのWi-Fi(802.11b/g/n/ac)に対応する。Bluetoothのバージョンは5.0で、LDACやaptXにも対応。

対応フォーマットはMQA、APE、FLAC、WAV、WMA、AAC、ALAC、AIFF、OGG、MP3、DFF、DSF、DXD、DST(CUE)、ISO、M3U、M3U8。USB-DAC機能やBluetoothレシーバー機能も備える。

そのほか最大出力は3.5mmステレオで3.2Vrms、4.4mmバランスで6.4Vrms。周波数特性はいずれも10Hz-40kHzで、SN比は125dB(3.5mm)、130dB(4.4mm)となっている。また外形寸法は69W×123H×15Dmmで、質量は178g。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク