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完全ワイヤレスも多数登場

<ポタフェス大阪>シュア、最新BTケーブル同梱のSEシリーズ/AudioFly、ドライバー刷新のMKIIモデル

2019/09/09 編集部:成藤 正宣
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9月7日、大阪・梅田センタービルにて「ポタフェス AUTUMN/WINTER TOUR 2019 大阪・梅田」が開催された。本稿では完実電気/ゲート/JBL/ヒビノブース等の模様をお伝えする。

完実電気ブースでは、Shure/JLab Audio/B&O/Master&Dynamic/Crystalline Audio/Etymotic/KOJOなどの製品が出展された。イヤホンの定番ブランドともいうべきShureは、先週ラインナップのリニューアルを発表。Bluetoothケーブル付属パッケージで同梱されているBluetoothケーブルを、aptX HD対応/最長で連続10時間再生が可能な最新モデル「RMCE-BT2」に更新していく(関連ニュース)。あわせてRMCE-BT2単品の価格も5,000円値下げの13,800円(税抜)に改定されており、より手頃な価格で愛用のMMCXイヤホンのワイヤレス化が楽しめるようになった。

Shureイヤホンの付属Bluetoothケーブルが、最新モデル「RMCE-BT2」にアップグレード。Bluetoothケーブルそのものの価格も値下げされた

B&OやMaster&Dynamicはデザイン性の高い完全ワイヤレスイヤホンを揃える

すでに国内での取り扱いを発表している、アメリカで大きなシェアを誇るブランド JLab Audioの完全ワイヤレスイヤホンも引き続き出展。スタンダードモデルからIPX66の防水防塵付きスポーツモデルまで4機種がラインナップされ、すべて税抜10,000円以内で手に入る手頃さもアピールされている。

安価かつ種類豊富なJLab Audio製品も引き続き出展。

JLabからは、取り扱い検討中のオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「REWIND」も参考出展されていた。予価5,000円前後を見込む

ゲートブースでは、MUIX/LEAR/TFZ/プラントロニクスといったブランドの製品が出展。ブランドの基幹技術であるグラフェン振動板/デュアル磁気回路を手頃な価格で体験できるTFZのイヤホン「BALANCED1」、モデルごとに振動板の材質を変えたLEARのダイナミックドライバー搭載イヤホンといった個性豊かな製品が並ぶ。

TFZや/LEARなど、ユニークな独自技術を持つメーカーから新製品が続々ラインナップされている

ヘッドセットメーカーとしても有名なプラントロニクススポーツ用の完全ワイヤレスやBluetoothヘッドホンもラインナップ

新製品としては、スイッチ切り替えにより2種類の音質を楽しめるイヤホン、MUIX「IX1000」の新カラーが公開。現行のカラーバリエーションから順次入れ替えていくとしている。また、新規取り扱いブランド MPOWの製品も先行展示。Bluetoothイヤホン「X1.1J」、ノイズキャンセリング付のネックバンド型Bluetoothイヤホン「X2.1J」、ノイズキャンセリングBluetoothヘッドホン「X4.0J」の3機種が用意され、いずれも国内向けチューニングを施しつつ10,000円以内の価格に収めているという。

MUIX「IX1000」に新カラーバリエーションが登場。既存のカラーと順次置き換わる

新規取り扱いブランド「MPOW」から3製品が先行展示。日本向け仕様にチューニングされている

JBLブースでは完全ワイヤレスイヤホンを中心にラインナップ。現在、公式直販などで購入するとモバイルバッテリーのプレゼントキャンペーンが行われているスタンダードモデル「TUNE 120TWS」、アパレルブランドのアンダーアーマーとコラボしたアウトドアモデル「Under Armour True Wireless Flash」などが試聴できた。その隣のヒビノブースでは、AKGのプロフェッショナル向けヘッドホンを展示。最新モデル「K371-Y3」「K361-Y3」はポータビリティと耐久性に優れた密閉型ヘッドホンで、それぞれ18,000円前後/13,000円前後で販売予定。ヒビノ独自の保証がついた3年保証モデルとなっている点も特長だ。

「TUNE 120TW」は購入でモバイルバッテリーがついてくるキャンペーンを実施中

アウトドア向けらしくタフなデザインの弾だーーアーマーコラボイヤホン「Flash」


ヒビノはAKGのプロ向け製品を取り扱う

ヒビノ独自の保証がついたヘッドホン新製品「K361-Y3」
ローランドブースでは、同社が取り扱うAudioFlyやV-MODAの製品を出展。AudioFlyのイヤーモニターは、従来ラインナップを新BAドライバーやネットワークの改善により音質に磨きをかけた“MkII”モデルに一新。エントリークラスの「AF100 MK2」では、安価でデュアルドライバーのような特性が得られるという振動板2枚のダイナミックドライバーを搭載するなど、独特の構造も採用している。V-MODAからは、プロのモニタリング用途にも耐えられるチューニングを施した「Crossfade M-100 Master」が出展された。

AudioFlyのイヤーモニターがブラッシュアップされた“MKII” に置き換わる。写真はデュアルダイアフラムのエントリーモデル「AF120MKII」

V-MODAでは、よりモニターライクにチューニングされた「M-100 Master」が発売中

コンプライブースでは、完全ワイヤレスイヤホン用として人気を集めている最新モデル「TrueGrip」をはじめ、同社のフォームイヤーピースのラインナップをデモ。イヤホンのステムの形状ごとに適合モデルが定められているが、ブースに訪れるユーザーの中では、完全ワイヤレスイヤホン向けのショートモデルをあえてハウジングの大きな通常のイヤホンに取り付け、安定した装着感を得るといったような使い方の工夫も見られた。

完全ワイヤレス向けコンプライを、ハウジングの大きなワイヤードイヤホンで活用するユーザー



プロ向け機材でも有名な音響特機/MACKIEはイヤーモニター/ヘッドホンを出展

HIFIMANは同社が得意とする平面駆動ヘッドホンのほか、発売したばかりの完全ワイヤレス「TWS600」を出展。フラグシップイヤホンと同じ独自のダイアフラムを採用する


イヤホンやDAPを纏めて持ち運べるハンドル付きセミハードケースなど、ポータブルオーディオアクセサリーを豊富に取り揃えるカンパーニュ

カイザーサウンドは純銀ハウジングのダイナミック型1機種/BA型2機種をラインナップ。いずれも10万円以上の高級モデル


Luxury&Precision/Oriolusを扱うサイラスブースでは、当日発売となったエントリークラスのハイブリッドイヤホン「Finsch HiFi」などを出展。従来モデルからチューニングをかえ、カラーバリエーションも増えた

intimeはブランド初のイヤホン「碧」を4.4mmバランス仕様で復刻したモデルを展示。当日から数量限定で発売となった

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