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“世界初の独自音楽フリーミアムモデル”とアピール

LINE MUSIC、非課金ユーザーでも5,400万曲聴き放題の「ONE PLAY(仮)」を2019年内スタート

公開日 2019/06/27 15:31 編集部:川田菜月
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LINEの独自音楽ストリーミングサービス「LINE MUSIC」は、課金なしで誰でも5,400万曲が聴き放題となる独自のフリーミアムモデル「ONE PLAY(仮)」を2019年内に開始。他にもAIを活用した楽曲レコメンド機能、MUSIC VIDEO視聴など様々な機能強化を発表した。

「LINE MUSIC」は大型アップデート「NEXT-LINE MUSIC構想」を発表

2015年6月11日にサービスを開始し今年で4周年を迎えたLINE MUSICは、「NEXT-LINE MUSIC構想」と題した大型アップデートを2019年内に順次行なっていく。

年内にサービス開始を予定する「ONE PLAY(仮)」では、“世界初の独自音楽フリーミアムモデル”として、今まで30秒尺しか聴くことが出来なかった非課金ユーザーでも、5,400万曲全ての楽曲を1回ずつフル再生できるようになるとのこと。なお1回視聴した楽曲は、一定期間経過すると再び視聴可能になり、同社は「音楽との出会いの入り口をよりオープンすることで、さらなるストリーミング市場の活性化を目指す」としている。

世界初の独自音楽フリーミアムモデル「ONE PLAY(仮)」を2019年内に開始

今夏にはアーティストのミュージックビデオを見ることができる機能「MUSIC VIDEO」を搭載予定。さらに秋には、ユーザーの好みに合わせたジャンル・ムード別のデイリー更新型プレイリストやシチュエーション・ジャンルをテーマに自動再生するラジオ機能を搭載。AIとの連携を強化し、OCR技術を活用した簡単プレイリスト移行機能やVOICE Searchも実装予定としており、ユーザー個人の最適化を図っていくとのこと。他にも、好みにあわせて背景の色が選べる「ライト&ダークテーマ」の追加、音質調整などができるイコライザー機能の搭載など、UIの大幅刷新も図られる。

背景の色が選べる「ライト&ダークテーマ」追加など、UI刷新も図られる

LINE MUSICの配信楽曲数は5,400万曲を突破。現在LINE MUSICでは、サービス開始から4年間で最も聴かれた楽曲ランキングを発表。「4周年ランキングTOP100」「4周年BGMランキングTOP100」プレイリストも公開される。

コミュニケーションアプリ「LINE」との連携では、お気に入りの音楽を設定できる「プロフィールBGM」を2016年2月から提供し、有効設定数は830万人以上と、若年層を中心に自己表現ツールとしても楽しまれているという。ダウンロード数も3,200万を超え、現在MAU(月間アクティブユーザー)は1,100万人と、「年々成長を続けている」としている。

他にも、呼び出し音や着信音を設定できる「LINE着うた」、「学生プラン」や「ファミリープラン」の提供、LINE連携機能では各トークルームに音楽が設定できる「トークBGM」機能も追加するなど、機能拡大を推進。今後の展開について同社は「継続的なサービスの機能追加・改善を積極的に行い、音楽との新たな出会いの場を提供していきたい」とコメントしている。

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