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積極的な販売活動を推進

パナソニック「全国明徳会事業拡大キャンペーン表彰式」。一級経営者を目指す全国明徳会員の力強い取り組み

公開日 2019/06/13 20:07 Senka21編集部 徳田ゆかり
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また表彰式終了後、共有するべき活動事例として以下の3つの明徳会の代表者が発表を行った。

活動事例:埼玉明徳会 
発表者:前代表幹事 根岸秀和氏

埼玉明徳会 前代表幹事 根岸秀和氏

5つの分会をもつ埼玉明徳会では、これらの垣根を超えた会員同士の交流に注力する。全会集合の総会を行った後は研修会として全員で名刺を交換し互いに連絡をとりやすくすることを第一歩に、グループディスカッションを積極的に行う。「エリアによってニーズや商売のやり方が違うことに気づかされ、勉強になりました」と実感する。


事業拡大キャンペーン実施期間中はFACE BOOKやLINEを活用して情報を共有し、組織力を高めたという。「参加から参画へ」を標榜し、1人1人の積極的な活動を促す。入賞に向けて全員が「俺の挑戦状」「俺の作戦」と名付けた販売目標と目標達成のための作戦を立て、3ヶ月間意識を切らさずに目標達成に向け計画的に活動していく。また、「分会シャッフル対抗戦」と銘打ち、5つの分会それぞれの会員をシャッフルした新たな顔ぶれのチームで売り上げを競う。盛んな情報共有を行い、チームリーダーを中心に1人1人が緊張感のある活動が繰り広げられた。



2018年5月には「第一回 首都圏明徳大会」と銘打ち、首都圏内の明徳会が参画しての情報共有、コミュニケーションの場が設けられた。他明徳会との熱い交流によって、会員の意識がさらに高まった。埼玉明徳会では、今後も組織力を高め、店作りと事業承継を推進、笑顔で楽しく販売活動を推進すると力を込めた。

活動事例:奈良明徳会
発表者:代表幹事 高井将臣氏

奈良明徳会 代表幹事 高井将臣氏

奈良明徳会では、毎月の定例会に向け事前に役員会を開催し、定例会にかける内容を検討する。その際全会員にアンケートをとり、現場の課題をすくい取るという。そうして、半年先まで計画をたて推進していく。また商品や修理技術、クレジットなどをテーマに勉強会や研修会を積極的に開催する。


事業拡大キャンペーンに向けては毎回、自信をもっておすすめできる商品に重点を置き、事前に独自のキャンペーンを設定し取り組む。今回の事業拡大キャンペーンでは冷蔵庫を重点商品としたが、大苦戦したという。「そこで定例会で、会員全員で本音の意見をぶつけ合った。これが大きな起爆剤となった」と振り返る。

冷蔵庫販促のためのオリジナルの2連ハガキを作成。「近日中にお伺いさせて頂きます」と明記されている。会員全員が10人の見込み客を設定し、定例会の場でハガキに宛名書きして投函。必ず訪問しなければならない状況をつくりあげ、会員の士気を高めた。こうした取り組みにより、大きな成果が。全会員が個人目標を達成していった。これからは、売りに強い明徳会=ザ・明徳会を目指す。「最後に大きな声で笑いたい」と強い気持ちを表明した。



活動事例:福岡明徳会
発表者:代表幹事 満江公氏

福岡明徳会 代表幹事 満江公氏

福岡明徳会では事業拡大キャンペーンに対して、会員同士のコミュニケーションを深め、団結力を強化。情報共有のために、メールによる「回覧板方式」を採用している。あえてメールにこだわるのは、1人送信が滞るとグループ全員に迷惑がかかるというプレッシャーがあるため。皆が自分のところで滞ってはいけないと、活動報告を毎日メールで送信する。そこでは数字での成果報告も行われ、全員の成果が一目瞭然。もっと売ってやるという気持ちが高まるという。



一方で、会員の平均年齢が年々あがる一方で新会員の入会がないとの課題を抱える。「新会員、若い会員の入会を促進するには、まず松下幸之助商学院への入塾。明徳会、商学院の良さをよく知る私たちが率先して、ご子息・ご息女のいる会員や、会員以外の店主に入塾を奨めること」と語る。この活動により48期生、49期生の若い卒塾生が会員に加わり、士気が高まった。今後も若い会員を増やし、皆で切磋琢磨していくと力を込めた。




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