ケーブルは2.5mmバランス

Astell&Kern、beyerdynamicコラボイヤホン「AK T9iE」を今夏発売。新設計フィルターを搭載

編集部:成藤 正宣
2019年06月05日
アユートは、同社が取り扱うAstell&Kernブランドの新製品として、独beyerdynamic(ベイヤーダイナミック)とコラボレーションしたイヤホン「AK T9iE」を、今夏発売する。価格はオープン。

「AK T9iE」

今年5月、ドイツ・ミュンヘンで開催されたオーディオショウ「High End MUNICH 2019」にて公開された製品が、国内で正式に発表されたかたち(関連ニュース)。詳細な発売日、ならびに国内における市場想定価格は未定だが、海外では1,199ドル前後での実売が想定される。

2015年に発売された「AK T8iE」(関連ニュース)の後継機にあたるシングル・ダイナミックドライバー搭載モデル。ダイナミックドライバー自体はAK T8iEと同等のものを使用するが、新たな技術とチューニングを用いることで、よりニュートラル/フラットなサウンドへのアップデートを図った。なお、AK T8iEは音質面からデザインまでをbeyerdynamicが担当していたが、AK T9iEでは音質面をbeyerdynamic、デザインをAstell&Kernが分担しているとのこと。

2015年発売のコラボイヤホン「AK T8iE」を新技術とチューニングでアップデートしたというモデル。音質面は引き続きbeyerdynamicが担当しているが、デザインはAstell&Kernが担当する

beyerdynamicの独自技術「TESLAテクノロジー」を引き続き搭載。ドライバーユニットの磁束密度を高めることで高効率と高い再現性をもたらし、性格でニュートラルなサウンドを実現するとしている。また、イヤホン用に最適化されたボイスコイルにより、大音量でも的確に駆動し、さらなる低歪化を実現したという。

AK T8iEからの大きな変更点として、ステム先端に新開発の2層構造アコースティックフィルターを搭載する。高域特性を最適化し高域再生をスムーズにするとともに、汗や異物の混入を抑制。また、ハウジングの「アコースティックベントポート」も新開発され、レスポンスに優れた低域再生を可能にしたという。

従来モデル「AK T8iE」(左)から、ステム先端のフィルターやベントポートを改良した

ケーブルはMMCX端子により着脱が可能。付属ケーブルは「AK T5p 2nd Generation」(関連ニュース)でも用いられた、7N OCC銅線に4N純銀をコーティングするハイブリッド構造を採用し、TESLAテクノロジーのポテンシャルを損ねることなく、高純度伝送によるワイドレンジ再生を実現する。プラグは2.5mm 4極バランス端子を採用し、3.5mm ステレオミニ端子への変換ケーブルが付属する。その他、世界中の人々の外耳道を計測して開発された独自形状のシリコンイヤーピースを同梱。AK T8iEでは5種類だったサイズのバリエーションを、7種類に増やしている。

ケーブルは7N OCC線に銀をコーティング。付属ケーブルは2.5mmバランス端子を採用し、3.5mmステレオミニプラグへの変換ケーブルを同梱する

再生周波数帯域は8Hz〜48kHz。インピーダンスは16Ω。最大入力は10mW。THDは0.2%

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