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12万円前後で4月下旬発売

東芝、全録&時短機能搭載BDレコーダー“レグザタイムシフトマシン”に3TB機「DBR-M3009」

2019/03/06 編集部:平山洸太
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東芝映像ソリューションは、“全録”および“時短”機能を強化したブルーレイレコーダー “レグザタイムシフトマシン”「DBR-M3009」を4月下旬に発売する。価格はオープンだが、120,000円前後での実売が想定される。

「DBR-M3009」

事前に指定したチャンネルで放送される番組を、指定の時間帯ですべて自動録画する全録機能を搭載したBDレコーダー。すでに容量4TBモデル「DBR-M4008」、2TBモデル「DBR-M2008」が発売されているが、今回3TBモデルが追加されたかたち(関連ニュース)。容量以外の仕様は同様となっている。なお2TBモデルは販売を終了した。

同社が「タイムシフトマシン」と呼ぶ全録機能専用に地デジ/BS/110度CSチューナー3基と地デジチューナー1基、全録/通常録画兼用の地デジ/BS/110度CSチューナー3基を搭載し、最大7chぶんの番組を全録できる。「スマホ高画質」で6chを全録する設定にした場合、最大約11日間を全録可能。

フロントカバーを開いた状態

専用エンジン「R-2」(レグザレコーディングシステム)を搭載。これにより、全録機能を止めずに市販のBDソフト再生などを行える。なお、全録可能な7chすべてを全録に割り当てる設定を行った場合でも、全録対象にしていない時間帯に最大3番組の同時録画ができる。また全録での番組データのチャプター付与にも対応し、録画が終了しなくてもスキップ操作を行える。

チャプターを選択し自動スキップ再生する「らく見」、それをさらに1.3倍速再生する「らく早見」をはじめとする“時短”機能も搭載。また全録した番組から好みの番組を検索する際、時短再生時の視聴時間を条件に絞り込む機能にも対応し、60分以内/30分以内/15分以内で、見終えることができる番組を絞り込める。

付属リモコン

全録番組のEPG「ビジュアル過去番組表」のGUIでは、テレビ朝日よりもフジテレビのほうを左に入れ替えるなどといったように、チャンネル番号順に表示に対応するほか、フォントにはUDフォントを採用、見やすい文字にするなどの工夫で使い勝手の向上を図っている。

加えて、全録の対象/非対象時間にまたがって放送され、途中で全録が終わってしまったような番組は、番組名の背景を灰色で表示するように変更。最後まで録画されていない番組を判別しやすくした。なお全録した番組データが上書き消去されないよう、通常録画領域やディスクにダビングする際には、「らく見」で再生される部分だけをダビングする「おまかせ保存・おまかせダビング」も利用できる。

自身で任意のシーンを編集してダビングなどを行いたい場合向けに、プレイリスト編集画面にも対応する。そして録画した番組をスマートフォンに転送して視聴する「スマホdeレグザ」機能も搭載。「スマホ優先モード」での通常録画や、「スマホ高画質(4Mbps)」「スマホ長時間(2.4Mbps)」モードでの全録を設定すると30pでの通常録画/全録を行うことができ、スマホ転送用に60iから30pに変換する作業を経ず、番組終了後すぐにスマホに録画番組を持ち出せる。

背面端子部

なお、スマホモードで録画した場合、テレビでの再生も30pとなる。ディスクにダビングする際には、他社製レコーダーなどに30pデータを再生できない機種もあるため、60pに変換してダビングを行う。スマホに番組持ち出しをした際には、音声の字幕表示にも対応する。

持ち出し再生以外にも、録画した番組をスマートフォン上でストリーミング視聴することも可能で、その際にも時短再生に対応。番組をテレビで視聴するかスマホで視聴するかを、スマホ上から選択できる。そのほか、BD映像の4Kアップコンバート出力や、SeeQVault対応USB-HDDへのバックアップ機能などにも対応。また、毎回予約や毎回保存した番組の自動分類・まとめ表示ができる。Wi-Fi機能はIEEE802.11acにも対応する。

外形寸法は約430W×59H×219Dmm(突起部含む)で、質量は3.0kg。

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