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映像の自動切り替えにも対応

ローランド、ボイスチェンジャー機能搭載のフルHD対応AVストリーミングミキサー「VR-1HD」

公開日 2019/01/07 17:25 編集部:押野 由宇
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ローランドは、省スペースで映像と音声をコントロールできるAVストリーミング・ミキサー「VR-1HD」を、3月下旬より発売する。価格はオープンだが、180,000円前後での実売が予想される。

「VR-1HD」

映像や音響を操作するスタッフがいなくても、YouTuber、Podcasterなどのパフォーマーやパーソナリティー自身が思い通りに音と映像を演出し、ライブ配信を行えるというAVストリーミング・ミキサー。カメラ、スマートフォン、パソコンなどを接続して最大3つの映像を切り替えられるほか、複数の映像を組み合わせた画面構成にすることができる。

様々な操作をシンプルな操作で行える

「オート・スイッチング機能」により、映像を自動的に切り替えることが可能。また出演者の声の音量を感知し、その出演者のカメラ映像に自動的に切り替える「Video Follows Audioモード」や、入力される音声のビートに合わせて映像を切り替える「Beat Syncモード」、入力やシーンごとに予め設定した時間に合わせて映像を切り替える「Auto Scanモード」を新搭載した。

さらに「シーン機能」により、番組の進行に合わせてボタン1つで場面に合った映像を呼び出すことができ、メイン映像に別の映像を子画面で挿入したり、左右/上下に画面を分割するなど、1つの画面に複数の映像を映し出せる。

また、生放送中やライブ配信中にボタン1つで自分の声を変えられるボイスチェンジャー機能を搭載。同社のボイス・トランスフォーマー「VTシリーズ」の技術を用いており、リアルタイムで、自分の声をロボット・ボイスに変化させたり、声質や音高を変えて男性から女性の声に変化させたり、さらに残響を加えたりするといった演出が可能となる。

トーク番組のライブ配信イメージ

ほか、USBメモリーに保存した曲やジングル、拍手などの効果音をボタン1つで呼び出すことも可能。

そして、対談やディスカッションなど2本のマイクが使われる場合に「オート・ミキシング機能」を使用することで、音声入力の有無や音量を感知し、各音声チャネルの音量調整を自動で行える。これにより、出演者は映像のスイッチングや演出に専念することができるとアピールされる。

音声入力を感知し、音量調整を自動で行う「オート・ミキシング」機能を搭載

外形寸法は314W×66H×169Dmm、質量は1.6kg(ACアダプターを除く)。

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