ヘッドホンやデスクトップオーディオ向け

ESS、MQAレンダラー機能に対応したUSB-Cデバイス用オーディオIC「ES9281PRO」

編集部:小澤貴信
2019年01月07日
ESS Technologyは、MQAハードウェアレンダリングに対応したUSB Type-C接続デバイス向けオーディオIC「ES9281PRO」を発表した。


本製品はUSB-Type Cで接続するヘッドホンやポータブルオーディオ製品向けのオーディオICで、DACやヘッドホンアンプなどが統合されている。USB1.1およびUSB2.0に対応する低消費電力USBコントローラーを中心に構成されており、384kHz/32bitまでのPCM再生に対応する。

最大の特徴はMQAへの対応で、IC単体でMQAレンダラーとして機能する。低消費電力も大きな特徴として挙げられている。

DAC部は、独自のHyperStream II技術を採用した同社「SABRE DAC」を採用。ヘッドホンアンプは最大2.0Vrmsの出力を備える。

また、ステレオライン入力および8ch分のI2S伝送にも対応しており、ヘッドホンだけではなく、デジタルオーディオのブリッジ機能を備えたデスクトップ向け製品にも用いることができるとする。

アクティブノイズキャンセリング機能、カスタマイズ可能なパラメトリックイコライザー、各種のデジタルフィルター機能も内包。そのほか、マイク入力、入出力検出、カスタムスイッチ用の入出力など、USB Type-Cに対応したオーディオデバイスを構成するための各機能が盛り込まれている。

124dBのダイナミックレンジと-112dBの全高調波歪み+ノイズ(THD + N)を実現。同社は「MQAレンダラー機能を提供する最初のUSB対応IC」だと紹介している。

なお、ES9281PROと同シリーズには下位モデルも用意。「ES9280PRO」はMQAレンダラー機能を備えていないが、それ以外の仕様や機能はES9281PROと同一となる。「ES9270」は、ヘッドセットとそのドングルへの用途に特化したICで、117dBのダイナミックレンジと-110dBのTHD + Nを備える。

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