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“FAST MUSIC”2モデルと“Grand Bass”1モデル

エレコム、独自ドライバー搭載機や重低音モデルなどLightningイヤホン3機種

公開日 2018/10/30 13:53 編集部:小野佳希
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エレコムは、独自のETEMドライバーを搭載した「EHP-LCS200M」や重低音重視の「EHP-LGB10M」など、Lightning端子採用イヤホン2シリーズ合計3モデルを11月中旬より発売する。

EHP-LCS200M

■FAST MUSICレーベル
EHP-LCS200M ¥OPEN(予想実売価格5,980円前後)
EHP-LCN200M ¥OPEN(予想実売価格3,980円前後)

■Grand Bassレーベル
EHP-LGB10M ¥OPEN(予想実売価格5,480円前後)

3製品とも、変換アダプタを使用することなくiPhone/iPadなどのLightningコネクタに直接接続可能なイヤホン。Appleの正規ライセンス「Made for iPhone/iPad/iPod」を取得している。

“FAST MUSICレーベル”は、かわいい・楽しい・カラフルをテーマに、“意外にいい音”が手軽に体験できるエントリーモデルの製品をラインナップするレーベルとのこと。

上位機「EHP-LCS200M」は、9.2mm径の外磁型ダイナミックドライバー「ETEMドライバー(ELECOM Torus External Magnet Driver)」を採用。ドライバーサイズ以上の力強い高音質を再現するという。

加えて、外磁型磁気回路による8.3径mmの大型ネオジムマグネットを採用。また、チタンコートされた厚さわずか6.0ミクロンのPETフィルムを使った軽く高剛性な振動板を採用することで、高域の再現性と解像度向上を図っている。

振動板の表面には38本のリブを設け、振動膜の変形、分割振動、ローリングなどの異常振動を防止。これにより歪みの少ないリニアな出力特性を実現したという。

さらに、軽量なCCAWボイスコイルを採用することで、振動のレスポンス向上も図ったほか、リアハウジングに剛性の高いアルミニウムを採用することで、ドライバーヨークから発生する不要振動を抑制。そのほか、チャンバー内の音がさまざまな方向に拡散し定在波の発生を低減するよう、すり鉢形状のリアハウジングを採用している。再生周波数帯域は20Hz-20kHzで、音圧感度は90.5dB/mW。

「EHP-LCN200M」は、8.5mm径ダイナミックドライバーを採用。高磁力マグネットの採用をはじめ、6.5ミクロンの薄型PETフィルム、独自設計のバスポートを採用するなどして音質の向上を図っている。

EHP-LCN200M

コードはクロストークを抑えるセパレートグランド(4線式)を採用。また、キャビネットを円形から三角形に連続的に変化する形状にすることでフラットな特性を実現したという。再生周波数帯域は20Hz-20kHzで、音圧感度は94dB/mW。

「EHP-LGB10M」は、重低音を意識したGrand Bassレーベルの製品。10mmダイナミックドライバーによって、より迫力のある重低音が楽しめるとしている。また、「音の解像度を高め、明瞭感のある高域と透明度のある中域、豊かな低域を実現した高音質モデル」だともアピールしている。

EHP-LGB10MB

ドライバーユニットの前後にダクトを設けたセミオープン構造を採用。通気抵抗を最適化したダクトにより、振動板の動作をよりスムースにすることで「圧倒的な重低音と抜けの良いクリアなサウンドを実現した」とのこと。また、独自設計のベースポートにより低域の振動板の動作の最適化も図っている。

振動板には厚さ8.0ミクロンのPETフィルムを採用。また、振動板の表面に30本のリブを設け、振動膜の変形、分割振動、ローリングなどの異常振動を防止している。加えて、本機も高磁力マグネットを採用することで、ダイナミックでキレの良い低域の再現を狙っている。

絡みにくく耐性に優れるというエラストマー素材のコードを採用。また、芯線の中にナイロン線を入れることで強度の向上も図っている。再生周波数帯域は20Hz-20kHzで、音圧感度は90dB/mW。

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