4K映像をリアルタイムに8K全天周映像にして伝送

ドコモ、5G通信で「にいがた総おどり」の360度8K VR映像をライブ配信

編集部:川田菜月
2018年09月19日
NTTドコモは、9月16日(日)に開催されたダンスフェスティバル「にいがた総おどり」において、次世代通信方式「5G」による8K VR映像伝送の実証実験を実施した。

「にいがた総おどり」を5Gで8KVR映像伝送

本実験は「ドコモ5Gオープンパートナープログラム」に参加する新潟市の協力のもと実施。5Gの“高速大容量”の特性を生かし、360度8KVRライブ映像配信・視聴システムを用いて、複数カメラで撮影した「にいがた総おどり」の4K映像をリアルタイムに8K全天周映像に合成・圧縮処理して5Gにて無線伝送。会場内特設ブースのヘッドマウントディスプレイにライブ配信した。

360度8KVRライブ映像配信・視聴システムを用いてライブ配信

360度8K VRライブ映像配信・視聴システムでは、円周方向に外向きに配置された5台のカメラから出力される4K魚眼形式映像をリアルタイムに合成し、30fpsで360度8K映像を出力。リアルタイムで圧縮してサーバーへ伝送し、360度8K映像を複数方向のタイルに分割し、このタイルをユーザの視聴方向に合わせて配信するという仕組み。なお、本システムおよび伝送技術のフィールド実証実験は世界初とのこと。

また、新潟市にある水槽空間の導入/施工を行う(株)アクアデザインアマノの協力のもと、アクアデザインアマノの運営するネイチャーアクアリウム・ギャラリーとアクアリウムの水槽内を事前に8K全天周で撮影し、5Gにより会場内ブースへ伝送する実証実験も行われた。

ネイチャーアクアリウム・ギャラリーとアクアリウムの水槽の映像でも5G伝送実験を行った

今後本技術を応用することで、産業、エンタメ、教育、防災などの幅広い分野での活用を想定しているとのこと。なお、本システムは「ドコモ5Gオープンパートナープログラム」に参画する企業・団体向けの常設5G技術検証環境「ドコモ5Gオープンラボ Yotsuya」にて、10月から展示予定。

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