5BAと4BA構成

ソニー、プロ向けイヤモニ「IER-M9」「IER-M7」10月6日発売。M9は13万円前後

ファイルウェブ編集部
2018年09月05日
ソニーは、ミュージシャンのライブパフォーマンスやPAエンジニアのモニター用として開発したイヤホン「IER-M9」「IER-M7」を10月6日に発売する。価格はオープンだが、市場での実売価格は「IER-M9」が130,000円前後、「IER-M7」が75,000円前後を想定する。

IER-M9

IER-M7

いずれのモデルも中国「香港ハイエンドAVショウ」で先行発表(関連ニュース)。ドイツ・ベルリンで開催された国際家電展示会「IFA2018」でも参考展示されていた(関連ニュース)。今回、両モデルが国内でも正式に発表されたかたちだ。

ミュージシャンのライブパフォーマンスやPAエンジニアのモニターとして使うために重要だという、解像感や音の分離、立ち上がりの正確さ、遮音性を重視して設計/チューニングされたイヤホン。系列会社のソニーミュージックが持つステージモニタリングのノウハウや、PAエンジニアからのフィードバックも取り入れたとしている。

IER-M9を装着したところ

どちらの製品も、同社独自開発のバランスド・アーマチュア(BA)を複数搭載するマルチBA構成。M9は5ドライバー・5ウェイ構成、M7は4ドライバー・4ウェイ構成となる。

IER-M7を装着したところ

IER-M9のみ、トゥイーター用のBAユニットに新開発のものを採用。クリアな音を再現するマグネシウム振動板、伝送効率の高い銀コート導線ボイスコイル、導電性の高い金メッキ端子を備えている。

ネットワーク回路には音質的に有利なフィルムコンデンサー、同社独自の高音質はんだ等厳選した部品を用い、BAから出力された音の経路には、減衰の少ない「Optimized Sound Pass」構造を採用。不要振動を抑制しクリアネスを向上させるため、いずれのモデルもマグネシウム製のベース(インナーハウジング)にBAドライバーを固定している。

ハウジングはM9がマグネシウム製。M7は樹脂が主体だがフェイスプレートがアルミ製、音導管が真鍮製となる。

脱着可能なケーブルは、導体に銀コートOFCを採用。耳掛け部にはイヤーハンガーが設けられているが、同社従来モデルのものより格段に柔らかく、耳への追従性を高めた「プリフォームドイヤーハンガー」となっている。またIER-M9のケーブルのみ、プラグには非磁性体金メッキが施され、タッチノイズが発生しにくいシルク網組の被覆が用いられている。

リケーブルに対応

また、イヤーピースとして、同社イヤホンの標準イヤーピースである「ハイブリッドイヤーピース」が7サイズ(SS/S/MS/M/ML/L/LL)、独自のシリコンフォーム素材を用いた「トリプルコンフォートイヤーピース」が6サイズ(SS/S/MS/M/ML/L)付属。耳の形状への対応力を高めている。

ケーブルは3.5mmステレオミニ端子のものと4.4mmバランス端子のものの2種類が付属

IER-M9の再生周波数帯域は5Hz〜40kHz、音圧感度は103dB/mW、インピーダンスは20Ω。最大入力は100mW。

IER-M7の再生周波数帯域は5Hz〜40kHz、音圧感度は103dB/mW、インピーダンスは24Ω。最大入力は100mW。

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