4.4mmバランスケーブルも同梱

<IFA>ソニー、「MDR-Z7M2」を欧州でも発表。フラグシップの技術で改良したハイレゾヘッドホン

編集部:成藤正宣
2018年08月30日
ソニーは、ドイツ・ベルリンの国際コンシューマーエレクトロニクス展示会「IFA 2018」開幕に先立ちプレスカンファレンスを実施。大型ヘッドホンの新モデル「MDR-Z7M2」を公開した。欧州における想定価格は800ユーロ前後で、発売時期は9月以降を予定する。日本での発売予定は未定。

「MDR-Z7M2」

今年8月上旬、中国の「香港ハイエンドAVショウ」で公開されたものがグローバルで正式発表されたかたち(関連ニュース)。

従来モデル「MDR-Z7」に、同社フラグシップヘッドホン「MDR-Z1R」の技術を導入することで音質を向上させたモデル。空気の伝播を阻害せず、音への色付けを防ぐ幾何学形状のグリル「フィボナッチパターングリル」はZ1Rで採用されたものと同等の技術。ドライバーに使用するネオジウムマグネットも、Z1Rと同等のサイズまで大型化した。

70mmドライバーに搭載している振動板は、従来のZ7と同じくLCP(液晶ポリマー)にアルミニウム薄膜をコーティングしているが、ドーム形状を大型化。中低域のクリアさ、中高域の艶やかさを向上させたとする。また空気の流れを調整することで低域をコントロールする「ビートレスポンスコントロール」を改良し、リズム再現の正確さを増したという。

デザイン・装着性の面では、ケーブルがハウジングに沿って垂れるようケーブル脱着部のデザインを変更。ケーブルジャックの素材として、耐久力に優れたコルソン合金を新たに採用している。なお、ケーブルは長さ3mの3.5mmステレオミニプラグケーブルに加え、長さ1.2mの4.4mmバランスプラグケーブルも同梱する。

その他、イヤーパッドが内側に倒れ込む「エンフォールディングストラクチャー」、ハウジングの回転軸を内側に向ける「インワードアクシスストラクチャー」、可動部のガタつきを抑えた「サイレントジョイント」、頭の凹凸に合わせて造形された「エルゴノミック立体縫製イヤーパッド」といった構造を引き続き採用し、装着性を高めている。

再生周波数帯域は4Hz-100kHz、インピーダンスは56Ω。質量は約340g。

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