HOME > ニュース > Ar:tio、2つの独自音響構造を搭載したチタン製カナル型イヤホン「RK01」

“求めたのは無垢な音のカタチ”

Ar:tio、2つの独自音響構造を搭載したチタン製カナル型イヤホン「RK01」

公開日 2018/06/07 12:00 編集部:伊藤 麻衣
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
TTR(株)は、同社が取り扱うAr:tio(アルティオ)ブランドの第二弾製品として、独自の音響構造により音質を向上させたイヤホン「RK01」を、6月23日からe☆イヤホン各店舗およびフジヤエービックにて発売する。価格はオープンだが、29,160円前後での実売が予想される。

Ar:tio「RK01」

ポタフェスやヘッドホン祭などに出展され、夏頃の発売を目標としていたモデルの、正式な発売日が決定したかたち(関連ニュース)。

「RK01」は、日本の新興オーディオブランド “Ar:tio” の人気モデル「CU1」(関連ニュース)に続くカナル型イヤホン。「求めたのは無垢な音のカタチ」を製品コンセプトとし、新たに6kHz付近の音の再生を抑制する特許技術「SkIS」と、LRのばらつきを抑え緻密な音場表現を可能にするという特許出願中の「s.n.a」により、定位感と低歪の自然な高域再生を実現したとする。

ドライバーは、10mm口径のダイナミック型ドライバーを搭載。本体は、ボディとフロントハウジングにチタン合金を採用。また、削り出し加工による質感を最大限生かすようデザインされている。再生周波数特性は20Hz - 20kHz、出力音圧レベルは109dB SPL/mW、最大入力が200mWで、インピーダンスは18Ω。

新たな音響機構のひとつ「SkIS(Six kilohertz lntercept System)」は、通常ダイヤフラムの振動を助けるバネのような動きをするダイヤフラム裏の空気の動きを、6kHz付近の音域でのみ制限する。これにより、他の音域に影響を与えずに6kHz付近の音域だけを抑制できるという。

もうひとつの「s.n.a(Smart Nozzle Adjuster)」は、ノズルの中に調整機構を設けることで、従来ではできなかった、製造最終段階での微調整を可能にした音響機構。左右での音のバラツキを抑え、より緻密な音場表現を実現するとしている。

3種類の付属ケーブルを用意

ケーブルはMMCX対応の着脱式。付属ケーブルは、3.5mmステレオミニ、2.5mmバランス、4.4mmバランスの3種類を用意。いずれもケーブル長は1.2m。また、イヤーチップはSpinFit(L/M/Sサイズ)が付属する。

そのほかCU1と同様に、“半永久保証”の対象となる。有償保証・無償保証どちらも対象商品の生産完了まで回数無制限で保証するとのこと。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク