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スマホ起点での利用なども可能に

NHK、ハイブリッドキャスト端末連携を支援するソフト「ハイコネ・ライブラリ」

2018/05/22 編集部:小野佳希
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NHKは、放送と通信を連携させるHybridcast(ハイブリッドキャスト)対応テレビをスマートフォンのアプリやIoT機器などと連携させるためのソフトウェア「ハイコネ・ライブラリ(Hybridcast Connect Library」を開発した。

テレビとスマホなどハイブリッドキャスト対応端末間の連携がさらにやりやすくなる

このハイコネ・ライブラリにより、新規のサービス開発はもちろん、放送局がすでに提供しているサービスやアプリにも、受信機メーカーに依存せずに端末連携機能を組み込みやすくなるとのこと。

本ライブラリは最新のハイブリッドキャスト運用規定にも対応しており、テレビを見ていなくてもスマホなどのアプリからテレビと連携することが可能。例えばスマホに送られた通知をタップして番組や関連した動画をテレビで視聴するなど、これまではテレビ起点でしか利用できなかったハイブリッドキャスト端末連携機能を、スマホ起点でも利用できるようになる。

スマホ側からテレビを起動して番組視聴が可能

また、番組情報や視聴情報、行動情報などを連携させることも可能。例えばテレビで紹介されていた飲食店のそばを通った際に、スマホへプッシュ通知が送られるなどといったこともできるようになる。

飲食店情報をプッシュ通知することなどもできる

本技術は5月24日から一般公開される「技研公開2018」で展示する。

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