約30万画素の裸眼3Dを実現

NHK、従来より3倍高画質な裸眼3D方式「アクティナビジョン」を開発

編集部:小野佳希
2018年05月22日
NHKは、従来よりも3倍の画素数でより鮮明な裸眼3D映像表示を実現するという、新たな3D映像表示方式「アクティナビジョン」を開発した。

新方式での裸眼3D表示例

複数のカメラを格子状に並べたカメラアレーにより撮影した多視点画像から、3D映像に必要な光線情報を精度良く補間生成する技術を開発。また、4Kカメラを導入した多視点ロボットカメラの画撮影映像から、3次元モデル生成手法を用いて高品質な立体像を生成したという。

カメラアレー

そして、上記撮像装置によって得られた光線を、複数プロジェクターと表示光学系により高密度に再生する技術の開発に成功。裸眼3D映像の解像度を、従来のレンズアレー式の約3倍となる約30万画素に向上させた。

表示装置の構成

なお、本技術名「アクティナビジョン」の“アクティナ”(Aktina)とは、ギリシャ語で光線を意味するとのこと。NHKでは、今後も3次元映像の撮像や圧縮符号化、表示技術などの研究を進め、3次元テレビの実現を目指すとしている。

本技術は5月24日から一般公開される「技研公開2018」で展示される。

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