約3万円

Jabra、完全ワイヤレス第3弾「Elite 65t」「Elite Active 65t」発売。Alexa/Siri/Google Now対応、防水・防塵

編集部:風間雄介
2018年04月24日
GNオーディオジャパン(株)は、Jabraブランドの新製品として、完全ワイヤレスイヤホン「Elite 65t」「Elite Active 65t」などの新製品群を発表した。発表会はデンマーク大使館で行われ、デンマーク王国の駐日大使、Freddy Svane(フレディ・スヴェイネ)氏も挨拶した。

完全ワイヤレスイヤホン第3弾「Elite 65t」「Elite Active 65t」

「Elite 65t」5月14日に発売し、価格は23,130円(税抜)。またアクティブ性能を高めた「Elite Active 65t」は6月上旬に発売し、価格は24,880円(税抜)となる。

Elite 65tの実物

Elite 65を装着したところ。耳からあまり飛び出さないスタイルだ

両モデルは、Jabraブランドの完全ワイヤレスイヤホン第3弾となる製品。安定したワイヤレス接続と、高い通話・音声品質を実現。また装着性も高めるなど進化させた。Bluetoothのバージョンは5.0で、音声コーデックはSBC/AACに対応。なお左右のイヤホン間の接続はNFMIで行っている。

4つのマイクを搭載し通話品質を高めていることも特徴だ

また音声アシスタントについて、主要3サービスに対応していることが大きな特徴。SiriやAmazon Alexa、Google Nowに対応している。なお、Amazon Alexaの日本語対応は5月末を予定している。

Siri、Amazon Alexa、Google Nowの各音声アシスタントは、右側のイヤホンに設けられたハードウェアボタンを押すことで起動する。「ヘイSiri」「ねえGoogle」「アレクサ」などのウェイクワードで、各アシスタントを起動することはできない。

モーションセンサーを備え、また材質も見直した「Elite Active 65t」

「Elite 65t」「Elite Active 65t」の充電ケースは非常にコンパクト

また、ボタンを押した際にどの音声アシスタントを呼び出すかは、専用アプリ「Jabra Sound+」で選択する。複数の音声アシスタントと同時にひもづけることはできない。なお、このアプリにはイコライザー機能も搭載している。

イコライザーで音をカスタマイズできる

専用アプリの「Jabra Sound+」

ちなみに右側イヤホンのボタンはマルチファンクションボタンとなっており、再生/一時停止、曲送り、曲戻しなども可能。一方、左側イヤホンではボリュームの調整が行える。

さらに「Elite 65t」はIP55対応、「Elite Active 65t」はIP56対応で、防水、防塵、防滴性能も高めた。

通話品質を高めていることも特徴。マイクを4つ搭載しており、これにより周囲のノイズや風切り音を低減。音楽を楽しむだけでなく、通話の品質も最高レベルに仕上げたとしている。

バッテリー持続時間については、「Elite 65t」「Elite Active 65t」ともに、イヤホン単体での連続使用時間は約5時間。専用ケースで2回充電でき、計約15時間の使用が行える。なお、イヤホン部の充電時間は約2時間となる。

充電ケースも小型化し、サイズは60W×47H×20Dmm。手のひらにすっぽりと収まるサイズで、曲面を多用しており持ちやすい。

「Elite 65t」と「Elite Active 65t」の違いは、まずElite Active 65tにはモーションセンサーが搭載されており、運動した際の動きをトラッキングできるということが挙げられる。またElite Active 65tは材質にこだわり、フィット感を高めている。保証期間はともに2年間。

Eliteシリーズの概要

ネックバンド型イヤホンもAlexa対応の新モデルが登場

そのほか、ネックバンド式のBluetoothイヤホン「Elite 25e」「Elite 65e」と、ケーブル一体型のBluetoothイヤホン「Elite 45e」もそれぞれ展開される。すべてBluetoothのバージョンは5.0となる。

Elite 25eは5月14日発売予定で、価格は9,980円(税抜)。Bluetoothのバージョンは4.1で、バッテリーは18時間連続使用に対応。質量は48gと軽量だ。またマイクに風切り音低減機能を備えているほか、IP54に準拠している。音声アシスタントは、Alexaには対応しておらず、SiriとGoogle Nowの対応となる。保証期間は1年間。

「Elite 25e」はネックバンド型のBluetoothイヤホン

Elite 45eは6月上旬発売予定で、価格は13,880円(税抜)。ケーブル部には形状記憶ワイヤーを搭載し、フィット感を高めた。また、バッテリー駆動時間は最大8時間。音声アシスタントはSiri、Amazon Alexa、Google Nowにフル対応する。さらにIP54に準拠している。マイクはデュアルマイクで、周囲の雑音低減対策を施している。保証期間は2年となる。

ケーブル一体型の「Elite 45e」

Elite 65eは、アクティブノイズキャンセリング機能を搭載したネックバンド型のワイヤレスイヤホンで、発売は本年夏を予定する。通話用に3つのマイクを備えているほか、アプリを使ったイコライジングにも対応。バッテリー持続時間は最大8時間で、iP55の防水・防塵機能も備えている。音声アシスタントはSiri、Amazon Alexa、Google Nowにフル対応予定。保証期間は2年。

「Elite 65e」の概要

「150ドル以上のヒアラブル製品にフォーカスしていく」

実際の製品については、GNオーディオジャパン 代表取締役社長の安藤靖氏が紹介。安藤氏はまず、「Engineered for Purpose」(目的のために開発する)という、Jabraブランドの新たな戦略について説明した。

GNオーディオジャパン 代表取締役社長の安藤靖氏

安藤氏はEngineered for Purposeの考え方について、「目的を理解し、そのためにデザインを行い、価値を提供していく」ということをあらためて見つめ直したもの、と紹介。まず「目的」の部分については、コンシューマー機器・業務用機器ともに、実際の使用シチュエーションで起きがちな問題を解決するなど、ニーズをより具体的に提示する。

Engineered for Purposeという考え方を強調

これに続いての「理解」の部分では、ブランドの価値と製品を連携させたキャンペーンを展開することが必要と紹介。さらにパートナーシップも重視し、Amazon Alexaとの技術パートナーシップを結んでいるほか、Red Bullともオフィシャルオーディオパートナーシップを組んでおり、過酷な環境下でのマイク共同開発などを行っていく。

安藤氏はまた、Jabraのブランディングについても、新たな取り組みを行っていると説明。メルセデスベンツなどドイツ車は、モデル名のアルファベットでクラスを、数字で排気量や価格帯を示している。Jabra製品もこの考え方を採用し、モデル名で目的やシリーズ、製品グレードがわかるようにしていく。

具体的には、数字が大きければ大きいほど価格帯が高く、グレードが上となる。そのあとに続くアルファベットで製品のスタイルを示す。たとえば「t」は完全ワイヤレス、「e」はネックバンド型を示している。

数字とアルファベットで、製品のグレードや機能をわかりやすく表現する

今後Jabraが注力するカテゴリーについては、やはりヒアラブル製品であると安藤氏は紹介。GFKとNPDのデータでは、グローバルでのワイヤレスヘッドホン市場は今後、年20.3%の平均成長率が見込まれるという。その中でも伸びが著しいのが150ドル以上のヒアラブル製品で、Jabraとしてもこの価格帯にフォーカスしていくという。

ワイヤレスヘッドホンは今後も高い伸びを続ける、と予測

特に高価格帯の製品が延びている

駐日大使「音を通じて人生はもっと豊かになる」

上述の通り、発表会の冒頭には、デンマーク王国の駐日大使、Freddy Svane(フレディ・スヴェイネ)氏が挨拶した。

デンマーク王国の駐日大使、Freddy Svane(フレディ・スヴェイネ)氏

スヴェイネ氏は、昨年2017年がデンマークと日本の国交樹立から150年周年という、歴史的にも非常に重要な時期であることを強調。さらに来年は、GN社が設立から150年を迎えることにも言及した。「1871年にGN社が提供したケーブルで、日本と世界がつながった」と述べ、日本の発展にもGN社の技術の支えがあったことを紹介した。

一方でスヴェイネ氏は、「私は駐日大使だから、デンマークをPRし、デンマーク企業をPRするのが仕事だ。だがGN社については、デンマークの会社であるから取り上げているわけではない。GNのなかでも有名なJabraブランドは、直接消費者とつながっており、よりよい音という、生活の質を高める快適さを提供している。音を通じて人生はもっと豊かになる。そのことを新製品を見て触れて、感じて欲しい」と述べた。

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