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付属フィルターで5種類の音質調整可能

英国のIEMメーカー「IMR Acoustics」が日本上陸。独自ドライバー搭載「R1」が3月9日発売

2018/03/02 編集部:小野佳希
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宮地商会 M.I.D. は、イギリスのIEMメーカー「IMR Acoustics(アイエムアール・アコースティックス)」社の取扱いを開始。第一弾製品として、自社開発の“13mmセラミック・ハイブリッドドライバー・ユニット”を搭載した「R1」を3月9日から発売する。オープン価格だが79,900円前後での実売が予想される。

R1

本機のために開発したセラミック・ドライバーと強力なネオジム磁石を搭載する13mmベリリウム・ドライバーを組み合わせた13mmセラミック・ハイブリッドドライバー・ユニットを搭載。これにより、「広大なサウンドステージの実現と全可聴音域をカバーする14Hz〜40kHzの周波数特性を生み出した」としている。

背面には切り替え可能な開閉ポートを搭載。ポートの開閉によってサウンドステージや音像感を調整したり、外音を遮断して密閉された空間を作り出すなどといったことができる。

加えて、5種類のオーディオ・フィルターが付属。好みに合わせて自分好みのチューニングを施すこともできるようにしている。オーディオ・フィルターはカラーごとに異なるキャラクターを持ち、低/高音のレスポンスを変化させる効果や中域をより強く主張させる効果が得られるという。

5種類のサウンドフィルターなどが付属

オーディオ・フィルターはBlack/Pink/Copper/Orange/Blueの5種類。Blackが5種類の中でもっともアグレッシブなチューニングとのことで、パワフルでインパクトのある低音域とリッチなミッドレンジ、程よくコントロールされた高音域を特徴だとしている。

Pinkは、中・高音域の特徴はBlackと変えず、低音をわずかに削ったフィルター。Copperは、低音域は5種類の中で最も強く、密度の高いミッドレンジ、高音域をわずかに削った。Orangeは、バランスのとれた低・中音域に加え、高音域をロールオフさせたとのこと。Blueは、全帯域に渡ってバランスを重視したチューニングのフィルターだとし、ナチュラルで空気感のあるサウンドが特徴だという。

ケーブルはカスタム2pinのデタッチャブル式で、3.5mmバランスケーブルと3.5mmアンバランスケーブルを1本ずつ同梱。6.5mm変換アダプタも付属する。そのほかインピーダンスは32Ωで、感度が108 +/-3dB。

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルヘッドホン(単体)
  • ブランドIMR ACOUSTICS
  • 型番R1
  • 発売日2018年3月9日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格79,900円前後)