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最大書き込み速度260MB/秒

東芝メモリ、8K動画撮影や高速連写をサポートするSDカード「N502」。ビデオスピードクラス90対応

公開日 2018/03/01 11:32 編集部:小澤貴信
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東芝メモリは、プロ仕様をコンセプトとするEXCERIA PROシリーズの最上位モデルとして、ビデオスピードクラス90(V90)に対応して4K/8K動画の撮影などもサポートするSDメモリカード「N502」を4月下旬から発売する。価格は追って発表される。

「N502」

N502はUHS-IIインターフェースに対応。また、動画撮影のためにSDアソシエーションが規格したビデオスピードクラスの最上位規格「V90」にも対応しており、高速データ転送による4K・8K動画記録をサポートする。

CP+で展示されていた実製品

また、最大読み出し速度は270MB/秒、最大書き込み速度は260MB/秒で、同社の従来製品からさらなる高速化を実現。デジタルカメラの高速連写機能もサポートするとのこと。容量は32GB(SDHC)、64/128/256GB(SDXC)をラインナップ。

なお、本製品は発売に先駆けて、3月1日から3月4日までパシフィコ横浜などで開催されるカメラと写真映像分野の総合展示会「CP+ 2018」の東芝メモリブースに出展される。また、富士フイルムやオリンパスのブースに展示されるデモ機で、実際に本製品を体験することもできる。

東芝メモリ メモリ事業部の入江健介氏は、256GBという大容量モデルで最大読み出し速度270MB/秒、最大書き込み速度260MB/秒を実現させた点が本製品の大きな特徴だと改めて説明。

東芝メモリ(株)メモリ事業部 メモリ営業推進統括部メモリ販売推進部B2C担当 主務 入江健介氏

また、「様々なプロカメラマンの方々にもご利用いただいているが、『東芝メモリのカードはトラブルになったことがない』と高い評価をいただいている」と、同社のメモリーカードはプロの写真家の高い要求にも応える信頼性があるとアピール。「タイムラプス撮影を中心に活動されている方は1日でテラバイト級のデータ量になることもあるとのことだが、その方からも非常に満足した声をいただいている」と語った。

ブースではプロカメラマンらによるセミナーを随時開催。取材時はフォトグラファーの桃井一至氏による講演が行われていた

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