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プラグイン共有プラットフォームも開設

リコー、「THETA V」のプラグイン開発を支援するパートナープログラムを来春開始

2018/01/09 編集部:小澤貴信
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(株)リコーは、360度撮影ができるカメラ「RICOH THETA V」のプラグイン開発を支援する『RICOH THETA プラグイン パートナープログラム』を2018年春から開始する。これに伴い、プログラム開始に合わせて、ユーザーが開発したプラグインを共有できるプラットフォームを開設することも発表した。

プラグイン開発支援プログラムのイメージ

RICOH THETAはこれまで、スマートフォンアプリ用のアプリケーション・プログラム・インターフェース(API)、およびソフトウェア・デベロップメント・キット(SDK)を公開してきた。また、今後のアップデートのロードマップについても発表している(関連ニュース)。

RICOH THETA Vは、新たにAndroidベースのオペレーションシステムを採用することで、カメラ本体の機能をプラグインによって追加できる拡張性を実現。すでににプリインストールされているプラグインとしては、撮影したカメラ本体内の映像データをテレビなどのモニターにワイヤレスで出力できる「リモート再生」機能がある。

今春に開始されるパートナープログラムでは、RICOH THETA VのAPI/SDKをプログラム参加者に公開することで、さまざまなプラグインの開発や、使用用途に沿ったカスタマイズが可能となる。

またリコーは、ユーザーが開発したプラグインを共有できるプラットフォームを提供すると共に、プラグイン開発の支援を行う体制も順次整備していくという。

なお、現地時間1月9日より米国ラスベガスで開催される「CES2018」にて、同社はプラグイン開発を体験できるブースを出展する。こちらの模様も追ってお伝えする。

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