秋のヘッドホン祭で先行体験開催

オンキヨー、小型DAP“rubato”新モデル「DP-S1A」。DP-S1後継、構造やパーツ変更で高音質化

編集部:成藤正宣
2017年11月01日
オンキヨー&パイオニアイノベーションズは、オンキヨーブランドのハイレゾ対応小型オーディオプレーヤー"rubato"「DP-S1A」を12月中旬に発売する。価格はオープンだが、予想実売価格は56,000円前後。

DP-S1A

同社が今年3月に発売した"rubato"「DP-S1」をアップグレードした後継モデル(関連ニュース)。アルミ削り出しの軽量/コンパクトな筐体、2基のmicroSDXCカードスロット、アップサンプリング/サウンドカスタマイズ機能、2.5mmバランス端子への対応といった特徴はそのまま、内部の構造やデザインをブラッシュアップして完成度を高めている。

内部の変更点として、基盤を再設計しコンデンサーを高品位な導電性高分子フィルムコンデンサーに交換、コンデンサーの使用数自体も増加させた。全体の静電容量は従来機種の2倍となり、電源やWi-Fi/Bluetoothなどのノイズの影響を効果的に取り除けるという。

基板はレイアウト変更のため再設計された

バッテリーを覆うシールドケースは厚さと強度を増した新設計パーツとなり、リアパネルとの密着も強化。筐体内の制振性能も向上したとする。ボリュームノブにはシャフトを押さえ込む新パーツを装着し、信頼性や操作時の感触を改善した。デザイン面では、従来はシボ加工が施されていた裏面パネルを、ボリュームダイヤルと同じ縞模様を彫り込んだデザインとした。

バッテリー固定用プレートはより強固に変わった

ボリュームノブの根本に固定用パーツを新設した

これらの変更を施した上で、サウンドは同社エンジニアによって再チューニング。低音の表現力と高音の滑らかさが向上し、明瞭感も改善したという。

DP-S1からそのまま引き継いだ特徴として、DACチップにはESS社の「ES9018C2M」を2基、アンプチップに「ES9601K」を採用し、PCM 192kHz / 32bit、DSD 5.6MHzまでのネイティブ再生が可能。内蔵の「アップサンプリング」機能、「Hi-Bit32」モードにより、MP3などの圧縮音源や音楽ストリーミングサービスなども192kHz/32bit相当の音質に近づけることができる。さらに後日行われるアップデートにより、USB端子から他の機器へ音声信号を出力するUSB-OTG機能にも対応する予定。

3.5mmステレオミニ端子と2.5mmバランス端子の2種類の出力端子を搭載。バランス端子使用時は、一般的なバランス接続である「BTLバランス」と、COLD側アンプの増幅能力によりグランドを能動的に0Vでキープし、よりキレの良いサウンドを実現するとする「ACG駆動」とを選択できる。

Bluetooth/Wi-Fiによる通信にも対応し、無線によって「radiko.jp」「Tune in」といった音楽ストリーミングサービスや、本体ファームウェア更新、e-onkyo musicからの音源ダウンロードを利用可能。microSDXCカードスロットを2基内蔵し、1スロットあたり256GBの容量まで対応する。

ディスプレイは2.4型の静電容量式タッチパネル。コントロールには独自OSを採用し、軽快に動作し柔軟にアップデートできるユーザーインターフェースを実現している。

音源フォーマットはDSD(DSF/DSD-IFF)、FLAC、ALAC、WAV、AIFF、MP3、AAC、MQA(後日アップデートで対応)に対応。外形寸法は63W×94H×15Dmm、質量135g。

同社は、11月3日/4日に東京・中野で開催されるイベント「秋のヘッドホン祭2017」にDP-S1Aを出展。発表後最速の試聴体験会を行い、MQAとFLACとでフォーマット比較も体験できる。

またヘッドホン祭の会場では、同社ヘッドホン向けの試作型オプションケーブルや、アニメ「響け!ユーフォニアム」とパイオニアブランドのヘッドホン「SE-MHR5」のコラボモデルなども出展される。
新着記事を見る
  • ジャンルデジタルメモリーオーディオプレーヤー
  • ブランドONKYO
  • 型番DP-S1A
  • 発売日2017年12月中旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格¥56,000前後)
【SPEC】●音源フォーマット:DSD(DSF/DSD-IFF)、FLAC、ALAC、WAV、AIFF、MP3、AAC、MQA(後日アップデート対応) ●外形寸法:63W×94H×15Dmm ●質量:135g

関連記事