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グラフェンドライバーなど搭載

ERATO、完全ワイヤレスイヤホン新モデル「VERSE」。約1.5万円の “全世界戦略モデル”

公開日 2017/09/28 11:34 編集部:風間雄介
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バリュートレード(株)は、米ERATOの完全ワイヤレスイヤホン新モデルとして、「VERSE」(ヴァース)を10月6日に発売する。価格は14,880円。本体色はブラックとホワイト。

ERATO「VERSE」(ブラック)

ERATO「VERSE」(ホワイト)

これまで、左右分離の完全ワイヤレスイヤホンを複数展開してきたERATOが、人気モデル「Apollo 7s」のポピュラーエディションとして展開する新機種。「全世界戦略モデルとして半額以下の価格を実現した」(バリュートレード)としている。

実機の写真

ドライバーには独自開発のGrapheneDriver(グラフェンドライバー)を採用。振動板に炭素素材の一種であるグラフェンをコーティングし、不要な分割振動を抑制したという。振動板の直径は5.8mm。周波数特性は20Hz〜20kHz。

2色のカラーバリエーションで展開

Bluetoothはバージョン4.2で、コーデックはSBCのほかAACにも対応している。そのほかの対応プロファイルはA2DP 1.2、 AVRCP 1.4、 HFP 1.6、 HSP 1.2。

なお「Apollo 7s」では対応していたaptXコーデックを今回は省略。このことや、筐体をやや大型化して内部パーツに汎用品を使えるようにしたこと、そしてApollo 7sで蓄積していたノウハウを活用したことなどによって、大幅な低価格化を実現したという。

Apollo 7s(上)とのサイズ比較。若干だが大きくなった

イヤーチップにはSpinfit社と共同開発された専用イヤーチップをS/M/Lの各1ペアずつ付属。イヤーチップ先端が360度動く構造のため、耳の奥まで挿し込め、遮音性を高められるという。

イヤホンのサイズは15.5W×25.5H×15.5Dmm、質量は約4.5g(片側)。IPX 5の防水性も備えている。また本体に通話用マイクを内蔵。 ハンズフリーでの会話も行える。

バッテリー持続時間は音楽再生時で最大3時間、通話時で最大4時間。充電可能なケースに入れると、合計4回までのフル充電が行える。このため最長15時間の音楽再生と20時間の通話が行えることになる。

ケースで計4回のフル充電が行える

バッテリーがゼロの状態から満充電までの時間はイヤホン本体およびケースそれぞれで約2時間。本体とケース両方のバッテリーが空になった状態からの充電は両方に並行して給電されていく。

充電用USB端子はケース側面に配置

ケースから本体を取り出す際に、本体を奥側に少し倒すことで電源がオンになる仕組みを新採用。本体を取り出してからボタンを押すという従来の方法よりも前の段階で電源を入れることができるようになった。なお従来通りの方法でも電源オンは行える。

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルヘッドホン(単体)
  • ブランドERATO
  • 型番VERSE
  • 発売日14880円
  • 価格2017年10月6日
【SPEC】●再生時間:最大3時間 ●通話時間:最大4時間 ●バッテリー:60mAhリチャージャブルリチウムイオン ●フル充電時間:2時間 ●ドライバー:5.8mmGrapheneドライバー ●周波数特性:20Hz〜20kHz ●感度:-42dB ±2dB ●防水:IPX5に準拠 ●インピーダンス:16Ω ●サポートコーデックス:AAC、SBC ●Bluetooth(R):Bluetooth(R)バージョン4.2 ●Bluetooth(R)プロファイル:A2DP 1.2、AVRCP 1.4、HFP 1.6、HSP 1.2 ●サイズ:15.5W×25.5H×15.5Dmm ●質量:4.5g(片方)