迫力のサウンドと可搬性を両立

パナソニック、スピーカーと合体する “プライベートVIERA” や黄金の茶筒型スピーカーなど披露

編集部:風間雄介
2017年08月24日
パナソニックは本日、同社が2018年に創業100周年を迎えることを記念し、「次の100年」を見据えた方針や新製品群を発表するカンファレンスを開催した。

カンファレンスのの模様は別項で紹介するが、この記事では、会場で参考展示されていたオーディオビジュアル関連製品を紹介していこう。

スピーカー内蔵ドックと合体するプライベートVIERA

家の中を持ち運んで使用できるポータブルテレビ“プライベートVIERA”に19V型の新モデルが加わる。価格は未定だが、10万円弱程度での販売になるのではないかと予想される。

スピーカー内蔵ドックと合体するプライベートVIERA

有機ELテレビも置かれていた

一見するとディスプレイの横に大きめのスピーカーを搭載しているだけのようだが、実はこのスピーカー部とディスプレイ部は切り離せる構造となっている。

ディスプレイを取り外した状態

スピーカー部からディスプレイへ電源を供給することもでき、かつてのiPodとiPodドックスピーカーのような関係をイメージするとわかりやすい。良い音で楽しみたいときはスピーカーをつなげて、持ち運びたいときはディスプレイだけを切り離して、といった使い方ができる。

スピーカー部の構成は本格的で、左右にはフルレンジスピーカーを計4基搭載。合計出力は20Wだ。それに加えて、スピーカー部中央にはこちらも20Wのウーファーを内蔵。2.1chシステムとなっている。ウーファー用のスリットも前面下部に設けており、迫力ある低音が楽しめるよう工夫している。

スピーカードック部。2.1chのBluetoothスピーカーとして使用できる

音声モードも「エクストリームシネマ」「エクストリームライブ」「スタンダード」など5種類を用意。好きなモードを選択できる。

「エクストリームシネマ」など5種類のサウンドモードを選択できる

また、このスピーカー部はBluetooth接続も可能。ディスプレイを切り離しているときは、Bluetoothスピーカーとして使用することもできる。

ディスプレイ部は19V型VA液晶パネルで、解像度は1,366×768ドット。収納可能な自立スタンドも備えている。背面にバッテリーを備え、省電力モードで3.5時間、通常モードで2時間以上の連続使用が可能だ。またディスプレイ部にはマイクも備え、YouTubeの音声検索などに使用することを想定しているという。

背面にはバッテリーも装備

なお、ディスプレイ部にも1Wのスピーカーを備え、ディスプレイ単体で音声を聴くことも、もちろんできる。

チューナー部はプライベートVIERAのほかのモデルと同じ仕様。BD/DVDの再生機能、500GB HDDなどを搭載する。

本機のリモコン

チューナー部

黄金の茶筒型スピーカー

新商品群の展示会場には、黄金の茶筒のような形状のものが大量に並んでおり、人目を惹いていた。

黄金の茶筒のようなものが並んでいた

聞けば、実はこれはBluetoothスピーカー。茶筒のふたに当たる部分を開けると、音が流れてくる。同様にふたを閉めると、徐々に音がフェードアウトしていく。



この茶筒型スピーカーは、パナソニック アプライアンス者デザインセンターと、京都の伝統工芸の後継者によるクリエイティブユニット「GO ON」が共同で開発しているもの。パナソニックでは今後、数値では測れない「感性価値」を家電開発に採り入れることを表明しているが、本機もデザインだけでなく、触ったときの感覚など、五感に訴える機器として、「体験をデザインする」ことを目指していく。

茶筒型スピーカーのフタを開けたところ

底部を開けたところ。まだ試作機なので今後仕様は変更される

また商品化は未定とのことで、仕様も固まっていないが、ワイヤレス充電や、タッチ操作などの搭載も検討しているとのこと。今後の展開が楽しみなプロダクトだ。

パナソニックの開発チームの方々

GO ONのメンバー

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