価格はT1と同程度?

<ポタ研>テスラドライバー搭載イヤホン、beyerdynamic「XELENTO REMOTE」3月下旬発売

編集部:風間雄介
2017年02月18日
ティアック(株)は、同社が取り扱う独beyerdynamicの新製品として、テスラテクノロジーを搭載したイヤホン「XELENTO REMOTE」(エクセレント・リモート)を3月下旬に発売する。本日、東京・中野で開催された「ポタ研」でプレスカンファレンスが行われた。

「XELENTO REMOTE」(エクセレント・リモート)

横から見たところ

なお本日は製品の概要を告知しただけで、正式発表は3月中旬に行う予定。想定売価は現段階で「真摯に検討中」(ティアック)とのことで、正式発表時点で発表される見込み。ただし、海外ではT1と同程度の価格でアナウンスされているとのこと。なお、海外でもまだ出荷は行われていない。

本機は今年1月のCESなどですでに披露されていた、ダイナミックドライバー搭載の密閉型イヤホン。再生周波数帯域は8Hz〜48kHzで、ハイレゾ再生にも対応する。全高調波歪率は0.2%以下、感度は110dB(1mW/500Hz)、最大感度は125dB(200mW/500Hz)。

beyerdynamicは2009年、1万ガウスを超える磁力のテスラドライバーを搭載した「T1」を発売。その後も毎年のようにテスラドライバー搭載ヘッドホンを発表・発売してきた。

テスラドライバー搭載ヘッドホン

今回のXELENTO REMOTEは、そのテスラドライバーを、T1 2nd Generation比で16分の1サイズに凝縮。テスラテクノロジーを搭載したイヤホンの開発に成功した。

なおbeyerdynamicは、Astell & Kernとのコラボレーションで「AK T8iE」を2015年末に発売。その後マークIIモデル「AK T8iE MKII」を2016年に発売しているが、今回のXELENTO REMOTEはbeyerdynamicブランドモデルとなり、音づくりもかなり異なっているという。

装着感にもこだわった

プラグはL型

ティアックの松野陽介氏は、「テスラテクノロジーを搭載したイヤホンを作って欲しいと、5年ほど前から言い続けてきた。そのときはイヤホンに搭載するなんてとても無理だと言われたが、今回ようやく発売することができ、とても感慨深い」とコメントした。

テスラドライバーを16分の1に小型化。イヤホンへの搭載が可能になった

ティアックの松野陽介氏

製品のキャッチコピーは「その響き、その姿、まるで宝石」。英語では「AN AUDIBLE PIECE OF JEWELY」となる。製品のパッケージも凝っており、外箱を開けると、中央にXELENTO REMOTEのハウジング部が宝石のように輝くという作りになっている。発表会には宝石を意識し、ガードマンのコスプレをしたティアック社員も登場した。

キャッチコピーは「その響き、その姿、まるで宝石」

箱を開けるとイヤホンのハウジングが中央に。宝石のように美しく光る


イヤホンを取り出すと多種多様なイヤーピースやクリップ、キャリングケースなどが現れる

ガードマンに扮したティアック社員も登場

ケーブルは着脱可能で、コネクターはMMCX。純正品を用意する計画はいまのところないというが、リケーブルでバランス接続にも対応できる。なおインピーダンスは16Ωで、DAPのみならず、スマートフォンでも十分に駆動できる。

イヤーピースは傘型の独特な形状

ケーブルはMMCXコネクタで着脱可能だ

標準パッケージには、3ボタンのマイクリモコンを装備したケーブルと、通常のケーブルの2種類が同梱される。ケーブル長はともに1.3m。芯線は高純度銀メッキ銅線で、アウタージャケットも外部ノイズを低減するよう工夫されている。

3ボタンマイクリモコンも装備

リモコンのない通常ケーブルも付属する

イヤーチップは、シリコン製のイヤーチップを7サイズ(XS/S/M/L/XL/XXL/3XL)、コンプライ製イヤーチップを3サイズ(S/M/L)付属。金属製のケーブルクリップや取り替え用保護グリルも同梱する。そのほか、専用キャリングケースや豪華な収納ケースも付属する。

付属するキャリングケースも高級感が炊きア

取り替え用保護グリルも同梱

製造はドイツで、手作業で行われている。beyerdynamicは1924年に創業し、90年以上の歴史がある。ドイツのハイルブロンに本社を構え、社員は350人ほどという。

beyerdynamicは1924年にドイツで創業した

ベイヤーダイナミックの本社工場

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