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dTVとのセット割引も

DAZN、ドコモユーザーは大幅割引。通常1750円が980円で利用可能に

公開日 2017/02/08 13:49 編集部:小野佳希
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また、Jリーグ・大宮アルディージャのスポンサーを務め、同チームのホームスタジアムであるNACK5スタジアムのスマート化を推進してきたり、パラリンピック銅メダリストの水泳・山田拓朗と契約するなど、ドコモとしてこれまでスポーツを様々な角度から応援してきたと説明。

ドコモとして様々なスポーツを応援していることを紹介

一方で、dTVやdヒッツなど様々なデジタルコンテンツを提供してきたことにも言及。デジタルコンテンツをドコモが多様化させたとし、「次は、DAZN for docomoでスポーツ観戦の文化を多様化させたい」とした。

吉澤氏は、「これまでは、スポーツをリアルタイムで観戦しようとすると、スタジアムやテレビの前など決まった場所に行かなければならなかった。これからはスマホやタブレットで時間や場所を選ばず観戦できる」と新サービスをアピール。「将来的には、例えばスタジアムでもDAZNを視聴して観客席からとは違うアングルの映像を楽しんだり、VRで選手視点で観戦したりといったことも考えている」とも述べ、「2020年に向けて、ドコモのあらゆる技術を投入してスポーツをもっと応援していきたい」ともした。

■日本でのDAZN加入者は「毎月300%以上の伸び率で増加中」

パフォームグループのジェームズ・ラシュトンCEOは、日本の加入者の週平均DAZN視聴時間が6.7時間とグローバル平均より1.5時間長いことや、毎月300%以上の伸び率で加入者が増え続けていることなど、日本でサービスをローンチしてからの実績を紹介。「日本のユーザーには気に入ってもらえているし、加入者数など日本での反応も期待通りで満足している」と語る。

DAZN ジェームズ・ラシュトンCEO

また、「両社はスポーツに対するパッションを共有している」と今回の新サービスローンチの背景についてコメント。「スポーツファンのため」というDAZNの理念を今回のパートナーシップが強化するものだとし、「数ヶ月後にも『このパートナーシップに満足している』と言える状況になっているだろう」と述べた。

現状ではテレビなどを通じてリビングなどでの利用が多いとのことだが今回の新サービスでモバイル利用が高まるだろうと説明

なお、会見後の取材ではドコモユーザーが大量に加入することで視聴が集中し映像が止まったりすることはないのかを危惧する質問も出たが、「DAZNの全てのビジネスにおける問題点はもちろん把握しており、随時改善していく」とした。

そのほか、会見にはゲストとしてJリーグの村井満チェアマン、サッカー解説者の北澤豪さん、日本バレーボール機構の嶋岡健治代表理事会長、そしてVリーグから現役選手の清水邦広選手(パナソニックパンサーズ)、柳田将洋選手(サントリーサンバーズ)、山口舞選手(岡山シーガルズ)、江畑幸子選手(PFUブルーキャッツ)も登場。

Vリーグからは全日本クラスの選手たちが参加

「通常料金でも映画一本ほどの価格で様々なスポーツを見られるということで驚いていたが、今回、(映画の)子供料金でも提供してもらえるのかとさらに驚いた」(村井チェアマン)

「自分も15年間ドコモユーザーなので、ドコモで契約していてよかったなと思ってる(笑)」(清水選手)

など、それぞれが新サービスの魅力についてコメントを寄せた。

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