頭部レスのバイノーラルマイクなども

【InterBEE】パナソニックが360度カメラ参考出展/ワイヤレス一体型ヘッドセットなどVR展示も多数

編集部:小野佳希
2016年11月17日
放送業界などプロ向けの映像/音響機器やソリューションが一堂に会する国際展示会「Inter BEE 2016」が、16日より幕張メッセで開幕した。今年はAR/VR関連展示を集めた新企画「Inter BEE IGNITION」コーナーが展開され、オールインワンでケーブルレスのVRヘッドセットなどの展示も見られた。

オールインワンのVRデバイス「IDEALENS K2」

Inter BEE IGNITIONコーナーに出展したクリーク・アンド・リバーは、プロセッサーなどを内蔵することによって、PCやスマートフォンなど外部機器をつなぐ必要を無くし、ケーブルレスで使えるVRデバイス「IDEALENS K2」をデモしていた。

側面の様子

同製品は、ディスプレイ部に2Kクラス(1,200×1,080)の有機ELを2枚採用し、32GBの内蔵メモリーを搭載。最大128GBまでのmicroSDカードも利用できる。本体右側面にはタッチパッドも備えるほか、質量295gという軽さも特徴のひとつ。なお視聴コンテンツの出し入れなどはWi-FiやHDMIでPCと接続して行う。

現在はプリセールス版として業界関係者へ約6万円で提供中。12月からの正式販売を予定しているという。

ジェイテゾーリは、米3Dio社が開発した頭部レスのバイノーラルマイク「Free Spaceシリーズ」を展示。CD大の円盤を擬似耳介の周りに配置する独自技術によって、ダミーヘッドを用いずともバイノーラル録音を可能にしたという。会場ではスタンダードタイプに加えて、疑似耳介を8個用いて360度すべての音をバイノーラル録音をするタイプも展示されていた。

3Dio「Free Space」

疑似耳介を8個用いるタイプも

Inter BEE IGNITIONコーナー以外にも、VR関連の展示は多数存在。先日発表されたフジテレビのオリジナルVRアプリ「FODVR」(関連ニュース)の体験ブースなども展開されている。

グラビアアイドルたちによる水中騎馬戦の360度映像を体験可能

キヤノンは、VideoStitch社のVRシステム「ORAH」を参考展示し、ライブ配信VR対応の360度4Kカメラ「Orah 4i」からの映像をVRヘッドマウントディスプレイで視聴するデモを展開。これに加えて、EOS M3を5台マウントできるmoovr社の360度映像用リグ「moovrリグ」の参考展示も実施。HTC Viveとmsiのバックパック型PC「VR One」を組み合わせるデモも行っていた。

Orah 4i

moovrリグ

パナソニックは4K/30pの360度映像をライブ配信できる全天球カメラシステムを参考展示。同システムでは4眼カメラのAE/AWBを協調制御し、継ぎ目のない自然な映像を実現可能だという。

パナソニックの全天球カメラシステム

フロンティアファクトリーは先日発表したVRにも活用できる360度撮影対応アクションカメラ「360fly」(関連ニュース)を展示。興味深そうに製品を試す来場者の姿も見られた。

水中に沈めての展示も

本国では大統領選になぞらえた新CMも展開中だとのこと


三友はノキアの360度カメラ「OZO」を展示

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