原子力事業等も堅調に推移

東芝、業績予想を上方修正。スマホ向けメモリやPC/ゲーム用HDD好調

編集部:小野佳希
2016年10月31日
(株)東芝は、2016年度第2四半期までの6か月累計の連結業績予想について、9月28日に公表した前回予想から上方修正。四半期純利益で300億円の上積みを見込む。

前回予想は8月末までの実績値をベースに策定していたが、スマートフォン向けのメモリやパソコン向け、ゲーム機向けのHDDの需要が引き続き旺盛で、売価が想定を上回った。またコスト圧縮や顧客要望による販売前倒し等の影響により、ストレージ&デバイスソリューション分野において、前回公表時と比較して約130億円の営業利益の増加を見込む。

また、エネルギーシステムソリューション分野を中心に、原子力事業及び火力・水力発電事業が堅調に推移したため、営業利益は前回公表時と比較して250億円増加し、950億円となる見込み。また継続事業税引前四半期純利益は、前回公表と比較して350億円増加し、650億円となる見込みという。

好調な事業がある一方で、一部の事業については黒字化に向けた追加の構造改革等の必要性について現在検討しているとのこと。2016年度通期の業績予想については、これら諸施策が確定後、修正が必要な場合は速やかに公表するとしている。2016年度第2四半期連結決算の公表は、2016年11月11日を予定している。

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