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bayFMが開発。3,980円で限定100個

本物のサザエの貝殻を使用したラジオ機「SAZAE RADIO」。”音にこだわったサザエ”を使用

公開日 2016/03/23 14:58 編集部:小野佳希
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bayFM(ベイエフエム)は、千葉県で獲れた本物のサザエの貝殻を使用したラジオ端末「SAZAE RADIO(サザエラジオ)」を開発。4月1日より特設サイトにて100個限定で販売を開始する。価格は3,980円(税込)。

SAZAE RADIO(サザエラジオ)

SAZAE RADIOの実物

4月1日12時から、SAZAE RADIO特設サイトにて申し込みを受け付けスタート。4月30日24時まで申し込みを受け付ける。なお応募者多数の場合は抽選となる。製品の発送は5月中旬頃を予定している。

利用イメージ

開発に携わった、ベイエフエム編成局次長の小縣正幸氏(右)と技術担当の吉田八郎氏(左)

ワイドFMにも対応するFMチューナーを内蔵。メインスイッチで電源をオン・オフし、ボタンを押すたびにオートチューニング。マイクロUSB端子経由で充電する。なお、AM放送受信には対応していない。

機能の説明

スピーカー部のほかはメインスイッチとボリュームノブ、充電用マイクロUSB端子というシンプルな構成

ベイエフエムは、東京湾近くに本社があることから、「海に関わるものとラジオとの組み合わせで、何か面白いものができないか」という想いのもと、「サザエからラジオが聞こえたら面白いのでは?」というアイデアが生まれたとのこと。これをきっかけに「SAZAE RADIO(サザエラジオ)」を開発したという。千葉県産のサザエとラジオのコラボレーションで、地元千葉とラジオ業界の双方がより楽しく乗り上がることを目指したとしている。

同社では、技術担当者がその知見を活かし、個体差のあるサザエの内部にフィットできて、なおかつ上質な音を実現させる基板の開発から手がけたと説明。音にこだわり続けた結果、一般的によく見るツボ焼き用のサザエではなく、館山産で手のひらからはみ出るような刺身用の10cm以上もある大ぶりのサザエを使用したという。

なお、サザエは館山の漁協から調達したものを漂白、天日干しして、じっくりとツヤを出し、金ブラシで磨いて仕上げている。社員がハンドメイドで一個一個制作しており、サザエを磨いているのは同社の編成局次長だという。

そのほか、槇原敬之、斎藤工、シシド・カフカ、DOBERMAN INFINITYらベイエフエムに出演するラジオパーソナリティたちが出演するプロモーションムービーもYouTubeで公開。

サザエの口を伏せて置いても使えるように設計しており、硬い机や家具に音が反響してよく聴こえることから、シシド・カフカさんはスピーカー部をテーブルに伏せた状態でラジオを聴く「カフカ置き」を提案するなどの一幕も撮影中にあったという。

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